令和6年度東京都予算に対する要望活動の報告

 

東京都知事へ要望いたしました

 

11月14日、公益社団法人東京都看護協会は柳橋礼子会長らが都庁を訪れ、小池知事に対し令和6年度東京都予算に対する要望活動を行いました。
会長からは以下の事項について説明し、今後の看護提供体制の基盤強化等について要望いたしました。
小池知事からは、まずコロナ対応など日ごろの看護職の活動についてみなさまへ感謝の言葉が述べられるとともに、「看護職員の処遇改善について国に対象となる医療機関の拡大などに関する緊急提言を行った」との回答がありました。
また、保健医療局長からは「看護管理能力の向上を目指した学習への支援は、ナースプラザにおいて人材育成などの課題解決に向けた助言、相談対応などを行っている」との発言がありました。

 


要望事項

1 持続可能な地域包括ケアシステム完成にむけた看護職の確保と看護の質向上について
 (1)看護職の処遇改善と働き続けられる勤務環境づくりへの支援(重点要望)
 (2)看護管理能力の向上をめざした生涯学習への支援(重点要望)
 (3)保健活動に対する諸問題への支援
 (4)精神保健福祉体制の充実について
 (5)医療機関・施設等でのカスタマーハラスメント対策(重点要望)
2 多職種間のタスクシフト実現のため、専門性の高い看護職の育成と活用の支援
 (1)特定行為研修修了者の活用の推進について
 (2)外来看護の機能強化
 (3)多職種間のタスクシフトにより生じる看護職への負担の緩和
3 2040年の社会を見据えた、全世代の健康を支える看護機能の強化と医療提供体制の実現について
 (1)健康危機管理体制の整備
 (2)切れ目のない子育て支援について
 (3)ACP(アドバンス・ケア・プランニング)への当協会の活用
 (4)看護基礎教育4年制化について
 (5)准看護師養成停止について



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本リリースに関するお問い合わせ先
公益社団法人東京都看護協会
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