会長 山元 恵子

2021(令和3)年は、昨年来からの引き続きの新型コロナウイルス感染症の拡大と蔓延による全国規模での医療体制の危機と首都圏の緊急事態宣言をめぐり混とんとした幕開けとなりました。また、看護職にとりましても新型コロナウイルス感染症の対応に追われ職場や家庭ではこれまでにない厳しい状況下で、とても新年を祝う気持ちになれないが正直な気持ちではないかと推し量っております。

当協会では、本年の前半はこの第三波の収束を目指し、医療機関や保健所等の感染者が減り、看護職が少しでも激務から解放される日を願い活動をして参りたいと考えています。

また、年の中盤には、不透明ではありますが7月からの東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催予定です。人類が初めて経験するコロナ禍のパンデミック状態のなかでの大会は、これまでと全く異なった方法や厳格な感染防止対策が求められ医療・看護職の活動は必須です。日本の看護力を世界に向けて発信することも首都東京の看護協会の役割の一つであると考えています。

どうぞ皆様も、自己免疫力あげて、ポジィティブにコロナに打ち勝つ工夫を考え、感謝と希望をもち、大事な予防対策を各職場で順守し、ワクチンと重症化予防の薬に期待致しましょう。

 

さて、改めて昨年の協会内の新型コロナウイルス感染症の活動を振り返ってみますと通常の業務以外に下記のコロナ対策ファーストで看護職を下支えして参りました。

 

・4月には、当協会の危機管理室内に「新型コロナプロジェクトチーム」を立ち上げ、外部の専門家を招聘し、迅速に支援を実施しました。

(1)看護職に対して新型コロナウイルス感染症の最新情報をWeb配信、

(2)新型コロナウイルス感染症によるHP上の相談窓口の開設、

(3)クラスター発生病院への管理、感染、実務支援の看護職の派遣

(4)メンタルサポートの相談窓口の開設と出張相談、

(5)感染に強い看護職の育成を目指し、寄付講座の開設。

 

・教育部・事業部・プラザでは研修とイベントの開催方法の見直し検討

(1)実務実践研修・認定看護管・語学研修はWebと対面のハイブリット型研修、

(2)看護学生看護研究学会・看護研究学会はWebによるライブ開催、

(3)東京都受託事業はオンデマンドによるオンラインと対面グループワーク、

(4)保健師の疫学調査や電話相談事業の教育研修支援。

 

・総務課では協会内の環境整備からテレワークの準備と支援

(1)医療機関クリニック・看護学校・看護系大学へマスク等の物資の提供業務、

(2)館内の職員のテレワークの実現と労働衛生と労務管理の支援、

(3)協会の新型コロナ対応の広報活動と一般都民からの支援金の受付調整、

(4)新型コロナウイルスに感染した看護職の見舞金制度の創設、

(5)協会職員の大阪・旭川の病院への応援看護師の派遣。

 

当協会においては、このように社会と会員のニーズとウオンツに応え行動し、あらゆる有事に備えて組織的に取り組んできました。これもひとえに会員の皆様からの温かい励ましと後押しがあったからこそと感謝申し上げます。

今年も引き続き、約5万人の会員の有する看護職能団体として、東京都並びに東京都医師会、日本看護協会とのさらなる連携に努めながら先駆的、先進的な対策と活動の推進を図ってまいります。

本年もよろしくご支援、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 


専務理事 渡邊 千香子

 令和2年度、東京都看護協会では新型コロナウイルス感染症の対応で幕を開けました。例年4月に理事会に於いて事業計画の承認を経て、活動していただく多くの委員会でも事業計画の説明をしておりましたが、本年は委員会開催を中止せざるをえない状況でした。
 東京都では5月上旬より新規報告件数が減少したものの、6月末現在、報告件数では1週間前から50人前後の高止まりが続いています。
 4月から当協会では医療の最前線で働く看護職に必要な支援を行っています。多くの方から激励のお言葉や、是非このコロナ対応に使用してほしいと、物資をはじめとした寄附も寄せられており、これらを有効活用し継続した支援を行って参ります。
 今こそ、当法人の目的である、「看護の質の向上と安心して働き続けられる環境づくりを推進し、人々の健康な生活の実現に寄与する」とともに、看護職に求められる役割を果たして行きたいと思います。今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 


常務理事 大橋 純江

 教育部を担当しております、常務理事の大橋純江でございます。
 今年度も、教育部は実務実践研修102研修、認定看護管理者教育課程ファーストレベル2回、セカンドレベル1回、サードレベル1回、看護学生看護研究学会、看護研究学会を企画しご提供できる準備を進めてまいりました。しかしながら、新型コロナ感染拡大に伴い、5月の実務実践研修、ファーストレベル第1回を中止せざるを得ない結果となり、受講を予定されておりました皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。7月は感染防止策を講じた上で人数を制限して通常の研修スタイルで開催しておりますが、今後の状況変化に対応するためにオンライン研修の準備も整えております。研修計画はホームページからダウンロード可能となっております。十分に感染対策を整えて、8月以降も皆様のご参加をお待ちしております。

 


常務理事 黒田 美喜子

 令和2年度は新型コロナウイルス感染症対策から始まりました。多くの看護職の皆様はこれまでに経験したことのない緊張感を現在もお持ちの事と思います。東京都看護協会では多くの看護職の皆さまに様々な活動支援を行っておりますが、当事業部としてはマスク等の衛生物品を購入し、また多くの企業・都民の皆様よりご寄付頂いた品物を会員施設の方々にお分けいたしております。今後も会員と都民の皆様のための事業を継続していきますのでよろしくお願い申し上げます。

 

2020年7月14日

 

[動画メッセージ 2020年5月26日]