多摩南地区支部理事 ご挨拶

チームワーク・つなぐ・多摩~トリプルTで進む、

~地域ネットワークの構築へ、看護職の持てるチーム力を集結しよう!!~

看護力と連携力

多摩南地区の2022年度のスローガンは、「『チームワーク・つなぐ・多摩』~トリブルTで進む、~地域ネットワークの構築へ、看護職の持てるチーム力を集結しよう!!~看護力と連携力」でした。
また令和という元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という思いが込めれられています。令和時代の看護職が、明るく、元気よく、心を寄せ合い、多摩南地区に集うみなさまが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、このスローガンを引き継ぎ、「看護力と連携力」のさらなる強化に努めていきたいと思います。

また今年は、新型コロナウィルスにより、この多摩南地区のみなさまも、暮らしの安全、健康が脅かされております。このような状況だからこそ、未知のものに立ち向かう勇気と強い絆をもった看護職のネットワークづくりが必要です。微力ではございますが、多摩南地区理事として、尽力したいと思います。

 

令和3年 6月

多摩南地区支部 支部長 池亀俊美

 

多摩南地区支部からのお知らせ

 

新任役員・退任役員ご挨拶

2022.06.13 令和3年度地区支部総会において選出された新任役員と令和3年度をもって退任した役員ご挨拶を掲載しました。

 

施設紹介 

2021.07.06
多摩南地区の会員施設「スターク訪問看護ステーション」。施設の特徴や取り組み、地域に根ざした事業活動についてご紹介します。

 

スターク訪問看護ステーション

私たち訪問看護師は、療養者・家族の人生や生活に寄り添いながらケアする存在です。
療養者・家族の人生や生活に寄り添いながらケアする訪問看護師

  

 

[施設の特徴]
 私たち「スターク訪問看護ステーション」は、2018年10月に開設し、都内を中心に10拠点を展開しております。超高齢社会を迎え、在宅医療・看護・介護が必要となる中、利用者・家族のQOL向上を目指した看護を提供しています。

 

[取り組んでいること]
 訪問看護ステーションは、病院のように看護師を評価するためのツールの導入が乏しい状況です。そこで、スターク訪問看護ステーションは、日本看護協会案をもとに、訪問看護師のためのクリニカル・マネジメントラダーを作成中です。一般社団法人全国訪問看護事業協会研究助成の採択を得て、進めています。

 

[特に紹介したいこと]
 働き方改革を実行中です。まずは、フレックスタイム制を導入しました。フレックスタイム制は、働くママにとっては子供のお迎えなどに対応できます。
 また、訪問看護ならではの直行直帰を検討しています。新型コロナウイルス対策の一環として、全員iPadを所有しており、自宅での記録やZoomが使用できる環境を整え、直行直帰の実現を目指しています。

 

[今後の展望と課題]
 今後の展望は、住民が住み慣れた地域で、自分らしく暮らせる地域包括ケアシステムの構築に向け、病院や訪問看護ステーションが、お互いの長所を活かし、協力して住民の療養を支えていくパートナーになることです。そこで、病院と訪問看護ステーションを往来する看護師の創出、看・看連携など新たなシステムを提案していきたいと考えております。
 現在の課題は、人材不足です。訪問看護職員数は全就業看護職員の約4%と割合も低く、2025年には現在より2.5倍以上の訪問看護師が必要と言われています。訪問看護のやりがいや楽しさを学生の時から実感してもらうため、看護学部生の臨床実習を積極的に受け入れております。これまでの訪問看護業界内では、質の担保が難しいなどの理由で新卒採用は難しいと言われてきました。しかし、既存の概念を疑い、パラダイムシフトのチャンスと捉え、実行していくことが大切だと思います。

 

月曜日の朝、今週もそれぞれのご自宅に訪問です。
元気に笑顔をモットーに春夏秋冬、地域を回り続けます。

 

訪問移動中に、スタッフとばったり遭遇しました。訪問看護あるあるです。

 

自転車のかごには、訪問バックが必需品です。血圧計や聴診器、爪切りなどに加え、感染予防に必要な手袋、マスク、エプロン、ゴーグルなど装備は充分です。

 

[施設概要]

スターク訪問看護ステーション
スタークケアプランセンター三鷹
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-43-26

 

 

[取材:多摩南地区支部広報委員 松尾恭子 川上順二]