研修開催報告

 


令和5年10月14日(土) 
終末期を支えるACPの実践2~実践編~
講師 東京臨海病院 緩和ケア認定看護師 永井真由美先生

 

東部地区支部では、地域の看護実践能力の向上を目的に、年4回地区支部研修を開催しています。
今年度は、「認知症対応力向上」と「ACPの実践」それぞれについて、オンライン研修と集合研修を組み合わせ、基礎編、実践編の2部構成としました。


10月14日は、東京都看護協会において「終末期を支えるACPの実践2~実践編~」が開催され、多くの看護職にご参加いただきました。
集合研修の特徴を生かし、ワークやディスカッションを取り入れたことで、活発な意見交換がされ、満足度の高い研修となったようです。

[研修終了後アンケート]
・ACPについて基本から学べて、とても分かりやすかった。
・実践の場で生かせる内容でとても参考になった。
・「NURSE」を使ったコミュニケーションスキルなど、知らなかったことを学べ、ぜひ実践してみたいと思った。
・患者・家族と医療者、それぞれの価値観の共有の重要性がよくわかった。

 

基礎編に参加していなくてもわかりやすい内容であり、明日から臨床で使える知識と技術が満載でした。
ご参加いただいた皆様、講師の永井先生、貴重な時間をありがとうございました。

東部地区では来年度も、明日から臨床で役立つ知識・技術を、参加しやすい研修スタイルで皆様に提供できるよう、地区支部研修を開催します。
是非ともご参加ください。

 

東部地区支部教育担当役員
植山誠一


 

令和4年6月11日(土) 
「食べる」を支援する~現場で実践できる嚥下ケア~
講師 三橋聡子先生 順天堂東京江東高齢者医療センターの摂食嚥下認定看護師

 

 

東京都看護協会において、「食べる」を支援する~現場で実践できる嚥下ケア~をテーマに第1回東部地区支部研修を開催しました。
順天堂東京江東高齢者医療センターの摂食嚥下認定看護師である三橋聡子先生をお招きし、嚥下機能の嚥下機能の基礎から、直接訓練・間接訓練の具体的な方法、実際の介入事例など、すぐに臨床で活用できる内容を講義していただきました。

 

講義の中では、感染予防に配慮しながら実際に研修生がビスケットを咀嚼・嚥下して、嚥下のメカニズムについて体験するなど、工夫を凝らした研修で多くの看護職の方が理解を深めることができました。
東部地区支部では地域の看護実践能力の向上を目的に、年4回研修会を開催しています。新人さんからベテランさんまで、ぜひ一度ご参加ください。

 

 

東部地区支部教育担当役員 植山誠一

 


令和3年9月18日(土) 14時~15時
高齢者のスキンテア
講師 小田慈先生 東京臨海病院 皮膚・排泄認定看護師

  

 

9月18日(土)、東京都看護協会において「高齢者のスキンテア」をテーマに、第3回東部地区支部研修を開催しました。東京臨海病院の皮膚・排泄認定看護師である小田慈先生をお招きし、スキンテアの基礎から、保湿の必要性、ケアの実際など、すぐに臨床で活用できる内容を講義していただきました。当日は緊急事態宣言に加え台風14号の影響も気になる中でしたが、多くの看護職の方に参加していただき、満足しておかえりいただくことができました。

 

 

【研修後アンケートより参加者の声】
◇基礎的なことから専門的なこと、他部署との連携など貴重なお話が聞けました。
◇スキンテアの多さと、発生しやすい高齢者への対応を知りたくて参加しました。同僚や他部署の方にも今日の内容を伝え、患者さんに苦痛を与えないようケアに生かしていきたいと思う。
◇翌日から業務に生かせる内容が多くためになりました。

 

 

東部地区支部では、地域の看護実践能力の向上を目的に、年4回研修会を開催しています。臨床で働く方々のニーズや、注目されている事柄に合わせてテーマを設定し、明日から実践できる内容が盛りだくさんの研修と高評価をいただいておりますので、ぜひ一度ご参加ください。

 

東部地区支部教育担当委員 植山誠一