研修開催報告

開催日:令和6年11月2日(土)
会 場:医療法人財団 立川中央病院

テーマ:集中ケア~急変を見逃さない~
目 的:急変を見逃さないためのフィジカルアセスメント、急変時の対応について理解できる
講 師:公立昭和病院 救命救急センター師長 集中ケア認定看護師・特定看護師 木下麻紀 先生

 

令和6年11月2日(土)に多摩北地区支部では「集中ケア」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●情報収集に加えてフィジカルアセスメントを行い、急変の前の変化を見逃さないことが大切であると学びました。

 

●自分の病院でもRRSを導入してはいるが、実際には主科の医師に報告して指示をもらうことがほとんどであるため、今後活用できるようにしていきたいと思いました。

 

●代償機転が破綻する前に徴候をキャッチするために、一番傍で観察している看護師が経過などの情報収集をして、異常の早期発見に努められるようにしていきたいです。

 

●急変の早期発見のために日頃からのフィジカルアセスメントを丁寧に行っていく重要性がわかりました。また、観察項目のデータをただ収集するのではなく、データの異常の有無や、そのデータから予測されることを考えながら患者を診ていく必要があると感じました。今回の研修で学んだ「NEWS」といったスケールを活用していきたいです。

 

今後の研修内容、研修生の募集についてはホームページをご参照ください。
東京都看護協会地区支部研修一覧
令和6年度東京都看護協会全研修一覧(月別)
皆様のご参加をお待ちしています。

 


開催日:令和6年10月5日(土)
会 場:国家公務員共済組合連合会 立川病院

テーマ:医療安全 ~医療安全の基礎~
目 的:医療安全の基礎について理解することができる
講 師:国家公務員共済組合連合会 立川病院 医療安全管理部室長 佐藤 祐子 先生

 

令和6年10月5日(土)に多摩北地区支部では「医療安全」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●数年前に医療安全管理者研修に参加し、改めて学びなおしたいと思い参加した。事故が起こった時の「迅速な対応」は、ヒアリングをするうえでも大切だと改めて感じた。管理者への報告をあげてもらう為には、スタッフが上司に報告しやすい環境(システムや心理的安全性)を作っていく必要があると感じた。

 

●看護という仕事に携わっているからには、医療事故と隣り合わせであることは理解していたが、今回の研修で改めて実感した。自身や同僚が体験したことを思い浮かべながら研修を受けたが、その体験と合致する内容も多く言語化できなかった考えを明確にすることができた。「報告は反省文でも懺悔でもない」という点が印象に残った。

 

●医療ミスは、起こしたくて起こしているものではなく、思い込みやコミュニケーションエラーなど様々な要因で起こる。間違えを防ぐため、安全を確保できるシステムを設計し、エラーを減らしていくことが大事だと感じた。私たち医療者は、患者さんへ安全・安心な医療の提供を行い、健康増進に努める責務がある。ルールを守ることで患者さんも自分自身も守ることができると再確認した。

 

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開催日:令和6年7月13日(土)
会 場:医療法人財団 立川中央病院

テーマ:災害看護~それぞれの施設の活動~
目 的:各病院の役割、また災害病院での看護師の活動を理解できる
講 師:独立行政法人国立病院機構 災害医療センター 救命救急病棟 副看護師長 佐野 剛志 先生

 

令和6年7月13日(土)に多摩北地区支部では「災害看護」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●災害拠点病院の役割について説明がわかり易く平時からの連携の大切さを学びました。講師の話し方がとても面白く興味を引く形で飽きることなく学べました。病院としての備えから支援者としての個としての話まで多様に聞けて参考になりました。受援に対する話は聞けることが少ないので、すごく参考になりました。災害支援に関するポイントを聞けて面白かったです。

 

●災害時の看護について拠点病院や都の被害予測など、基本的なことが再確認できました。「普段からできていないことは災害時にもできない。普段の看護を大切に」という言葉が本当に印象に残りました。自施設でも災害時のBCPやアクションカードの見直しを行っていますが、それをスタッフへ周知させることの難しさを実感しています。訓練や学習を継続的に行うことが普段の看護に繋がります。自施設での活動をさらに頑張ろうと思える研修でした。ありがとうございました。

 

●現在災害訓練の担当(委員)をしており、災害対策に意識が高まっているため、今回の研修に参加させていただいた。近い将来起るであろう地震の対応について、当院でもスタッフによって温度差があります。すべてのスタッフが同じ気持ちで災害に向き合えるよう、普段から訓練ができるように働きかけていくことが大事だと思いました。先生がおっしゃっていた「普段からできないことは災害時にもできない、普段の看護を大事に」という言葉がとても心に残りました。スタッフに広めていきたいです。

 

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開催日:令和6年6月1日(土)
会 場:国家公務員共済組合連合会 立川病院

テーマ:メンタルヘルス~管理者向け~
目 的:管理者のメンタルヘルスについて考え理解することができる
講 師:国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター病院 精神看護専門看護師 佐伯 幸治 先生

 

令和6年6月1日(土)に多摩北地区支部では「メンタルヘルス」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●健康管理センターに勤務しています。職員に対してのヘルスケアの取り組みができていないと感じていました。心理的安全性に基づく職場づくりを考えたりしていましたが、今回の講義を受けて管理者向けの個別ヘルスケアも面白いかもしれないと感じました。今回の講義を参考に、何かやってみようと思います。

 

●職場内でネガティブな態度・意見を持つ職員との関わりに難しさを感じていたので、今回の講義を参考にして関わってみようと思いました。セルフケアでは、当てはまることがあるので、少しでもストレスがなくなるよう参考にしていきたいと思いました。

 

●管理職は、仕事量や業務内容が多様となり、さらに困難度も高く大変な立場だと実感しました。管理者が行うポジティブメンタルヘルスの進め方について、とても参考になりました。「心理的報酬」は、本当に大切だなと思います。皆で労わり合うことのできる職場を目指して「対話」をする時間を確保したいと思います。

 

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開催日:令和6年5月11日(土)
会 場:国家公務員共済組合連合会 立川病院

テーマ:人材育成
目 的:中途採用者を含むスタッフの育成について理解する
講 師:社会医療法人財団大和会 東大和病院 認定看護管理者 橋本光江 先生


令和6年5月11日(土)に多摩北地区支部では「人材育成」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●私の勤務する病棟でも中途採用者が多くおり、スタッフの中には未だに「見て覚えろ精神」の方も見受けられます。定着してもらうために大事であることとして講義の中でもあったように、「声掛け」、「話を聞くこと」を実践しています。しかし、成長に時間がかかってしまう方に対してスタッフのあたりが強くなってしまう傾向があります。中途採用者に対して理解を深める関わりを病棟全体でできる風土を作ることに苦戦しています。
●社会人基礎力について恥ずかしながら知りませんでした。今年はプリセプターではないですが、中途採用者の状況が分からず周囲のスタッフがどのようにフォローすればいいのか、もやもやしていたのでいい学びになりました。
●看護師6年目、私自身も転職を経験しており、プリセプターや新人教育を経験できずにいます。少しでも教育について知ることができればと思い参加しました。「人を育てる」ことが自分の成長に繋がるという言葉に感銘を受けました。私は新卒からずっと手術室看護師をしていて、病院が変わると未経験の手術もあり、今も学ぶ立場です。自分を振り返って、伝える力がまだまだ足りないと気が付くことができました。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
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令和5年度[2023年度]開催


開催日:令和6年2月3日(土)
会 場:国家公務員共済組合連合会 立川病院

テーマ:新人教育
目 的:新卒看護師の教育的支援について理解する
講 師:国家公務員共済組合連合会 立川病院 看護部次長・緩和ケア認定看護師 伊東和美 先生

 

令和6年2月3日(土)に多摩北地区支部では「新人教育」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●研修内容の一つ一つに、体験談やエビデンスなども交えながらの講義であり、想像がついて考えながら受講できた。そのためより実りのある機会となり良かったです。ありがとうございました。

 

●今回初めてプリセプターになるため研修を受講しました。3年目になりプリセプターという立場になりますが、受講内容は自身にも当てはまるものが多く、新人さんを教育するためには、対応をとても考えていかなければならないと学びました。このような研修はあまりないと思うので良い経験になりました。

 

●講義にて最近の若者の傾向を知ることができ、自己にも当てはまることが多々ありました。当てはまる部分があったからこそ、プリセプターとして新人の傾向を理解したうえで関わっていきたいと思いました。人に何かを教えるのではなく、一緒に考えることの大切さやその人のできない部分だけでなく、少しでも成長できている部分や良いところを言葉で伝えていくことの大切さを学ぶことができました。自分に余裕がないと相手のことを良く見ることができないと思うので、余裕を作る努力をし、新人と一緒に成長できるようにプリセプターを頑張っていきたいと思いました。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
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開催日:令和5年11月4日(土)
会 場:国家公務員共済組合連合会立川病院

テーマ:高齢者看護Ⅱ
目 的:看取りの看護、意思決定支援の大切さを学ぶ
講 師:公立阿伎留医療センター 緩和ケア認定看護師 堀江亜紀子 先生

 

令和5年11月4日(土)に多摩北地区支部では「高齢者看護Ⅱ」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●今回研修を受けて、これまでの経験や事例の話が多くあったため、とてもわかりやすい研修だと思いました。また、それを聞いて、一般病棟と緩和ケア病棟との違いも感じられておもしろかったです。忙しいとどうしても患者さんの思いを聞く場面が少なくなってしまいますが、患者さんがもらすささいなタイミングを逃さずに、色々な話を聞いてケアしていきたいと思いました。

 

●現在、リハビリ病棟で勤務しています。誤嚥性肺炎を繰り返し、徐々にADLが低下した患者さんを思い出しました。ご本人、家族が何を望んでいるのか、どんな人生を歩んできたのか、次に肺炎を起こしたらどうしたいかを話し合えば、より良いケアを提供できたのではと感じました。「医療はその人のその後の人生を助けるもの」という言葉に心を打たれました。

 

●実体験を交えながらACPについて講義をして下さり、意思決定支援の大切さを改めて学ぶことができました。私の勤めている医療療養病棟の患者さんの多くは意識レベルの低下、言語障害があり、自分の意思を他者に伝えることができません。そのような時にもご家族から患者さん自身の生活歴や性格、お元気だった頃の言葉を汲み取り、患者さんにとって最善の治療、方向に向かえることができるよう、看護師として何ができるのか考えさせられました。

 

今後の研修内容、研修生の募集についてはウェブサイトをご確認ください。
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開催日:令和5年10月7日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:高齢者看護Ⅰ
目 的:人生の最終段階にある高齢者について理解する
講 師:公立阿伎留医療センター 認知症看護認定看護師 宮林佐知 先生

 

 令和5年10月7日(土)に多摩北地区支部では「高齢者看護Ⅰ」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●関わる患者さんの半数以上が高齢者で、その中には認知症の方も多い病棟で勤務しています。ケアの中で困っているような場面は沢山あり、疲弊してしまうことも多くあります。患者さん一人一人その人を知ること、知るための行動を起こしていつもより一つ上の看護を行っていきたいと思いました。

 

●現在老々介護で生活している患者さんを受け持っており、夫が全盲で介護している妻の認知症が進行し対応にとても困っていたので、沢山のヒントをいただきました。自分の関わりに活かしたいと思います。

 

●当院は地域性もあり入院患者の内75歳以上が半数以上です。また平均寿命と健康寿命の広がりは社会的問題であり、2025年問題にもつながります。そんな社会背景もあり、高齢者・認知症患者様の思いや立場に立って看護できることが私達に求められるスキルであると思い受講しました。急な入院での患者様の不安、患者様のこれまでの生活様式、環境、生き方などにより個人差があることの理解は看護する上で大切であると再認識しました。高齢者・認知症の人とのコミュニケーションの阻害要因として、看護師の想像力の欠如、先入観、情報不足、誤解があるので、効果的な方法をスタッフが共有することも大切だと再認識しました。相手が受け取りやすい(わかり易い)ボール(メッセージ)を投げる(伝える)を明日からの業務で実践していこうと思います。高齢者・認知症を理解した上での「その人」への対応力を向上するのに有意義な研修でした。また、ケア後のこちらからの感謝の声掛けは、患者様から「ありがとう」の声となって返ってくることが多いです。尊厳を守り感謝を伝えることは大切であると日々思っています。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
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開催日:令和5年7月1日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:メンタルヘルス
目 的:自分らしく楽しく看護をするために看護師のメンタルヘルスを学ぶ
講 師:国家公務員共済連合組合 立川病院 精神看護専門看護師 小林いつか 先生

 

令和5年7月1日(土)に多摩北地区支部では「メンタルヘルス」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●ストレスの適切な自己管理、対処法が大変ためになりました。自分を知ることや、考え方の癖を変えてみることも難しいですが、少しずつ行っていけたらと思います。

 

●自分の考え方の癖を知り、すぐには直らないと思いますが、ネガティブ思考からポジティブ思考へ、「~も」と言い換えられるように、頑張れる気がしました。相手を変えようと自分自身のストレスを強めてしまうので、自分が変わるように努力する導きができました。自分のことを大切にして看護ができる、我慢しなくて良いと言われ、心が晴れました。

 

●「ストレス=悪」ではないということがわかりました。高ストレス者の特徴が自分にもたくさん当てはまりました。今日の研修を通して、自分の考え方、行動を変えていきたいと思いました。また、職場に戻って、今日の資料と学んだことを共有し、良いチームで医療が提供できるように活かしていきたいと思います。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。今後の研修内容、研修生の募集についてはホームページをご参照ください。
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開催日:令和5年6月10日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:防災
目 的:地域・自施設で実践できる防災、減災の基礎を学ぶ
講 師:独立行政法人 国立病院機構災害医療センター 岡﨑敦子 先生

 

令和5年6月10日(土)に多摩北地区支部では「防災」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●今まで防災についてあまり興味がなかったのですが、病棟で防災委員になったことがきっかけで防災について考えてみようと今回の研修を受けました。災害マニュアルを作る中で、起こってからどうするだけでなく、そのラインでどう動くのか、災害のスイッチについて決めておくというのは、災害時の動きにとても影響があると思いました。確かに、「まだ大丈夫だろう、まだいけるだろう。」と思ってしまったり、周囲の動きに合わせてしったりする心理が働くと思います。その心理が働くということを知ったうえで自分が動いていかなければならないことを意識することができました。

 

●長年看護師として働いてきましたが、転職をきっかけに安全委員として活動することになり、今まで自分がいかに人任せだったかを痛感しました。看護師としても、母としても、自分に関わる人たちを守れるようになりたいと思います。

 

●災害ワーキングの病棟担当者となり、スタッフへどのように伝えていけば良いか悩んでいる中、この研修を見つけすぐに申し込みました。災害を体験していない私自身、具体的な伝え方ができない中、岡﨑先生の体験談を交えた講義を受け、防災をもっと身近に感じ、スタッフへもイメージができる伝え方ができると思いました。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。今後の研修内容、研修生の募集についてはホームページをご参照ください。
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開催日:令和5年5月6日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:人材育成
目 的:中途採用者を含むスタッフ育成について理解する
講 師:東大和病院 認定看護管理者 橋本光江 先生

 

令和5年5月6日(土)に幅広い対象の人材育成について理解することを目的に「人材育成」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●人材育成の目的や具体的方法が理解できました。これまでも人材育成に関わって来ましたが失敗も多く上手くいかないこともありました。今回の研修を生かし、自分の行動を修正・改善しながら「人材育成」に関わっていきたいです。

 

●社会人基礎力の言葉は初めて聞きました。社会人としての基礎、看護師としての学びを両方で見ていく必要があるとわかりました。

 

●基本的人材育成について改めて再確認する良い機会となりました。講義を通じて自分自身がどうか振り返る機会ともなりました。それぞれの施設で色々な課題を抱えていると思います。お互いに情報共有・意見交換のできるディスカッションの場があると嬉しいです。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
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開催日:令和5年2月4日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:新人教育
目 的:新卒新人の教育的支援について理解する
講 師:国家公務員共済連合組合 立川病院 認定看護管理者 菱沼啓子 先生

 

令和5年2月4日(土)に「次年度に入職する新人を支援するための研修」を開催しました。
研修参加者は15人。終始和やかな雰囲気の中、積極的な意見交換が行われ、多様な背景を持つ新人を理解し、それぞれに応じた様々な支援方法を学びました。

 

[受講者の感想]
●新人・プリセプター・指導者がチームとなり、それぞれが協力して業務に取り組みながら成長していくためには、心身の健康やお互いの信頼関係が重要であると実感しました。世代、性格、生活背景により指導・育成方法は異なりますが、思いや考えを傾聴し、現在の悩みも今後の看護師人生の中で必ず役立つ経験であると伝え、寄り添えるように関わっていきたいと思いました。

 

●Z世代との関わりについて日々どのようにしたらよいのか悩んでいました。講義を受け、相手を理解する(同じ方向を向いて)、自分の価値観で考えないということの大切さを学びました。改めて、相手を理解することの大切さを学びました。

 

●新人教育に関して、深く学び、知ることが出来ました。

 

●自分の孫世代のようになってしまったZ世代の特徴を学び、良かれと思って行った指導方法が間違っていたことが分かり、ショックを受けました。改めて相手との関わりの重要性を学びました。

 

ご参加くださいました受講者の皆様、ありがとうございました。
多摩北地区支部では看護実践に役立つ研修を次年度も計画しております。
ウェブサイトを確認していただき、お申し込みください!

 


開催日:令和5年1月7日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:高齢者看護Ⅱ
目 的:看取りの看護・意思決定支援の大切さを学ぶ
講 師:公立阿伎留医療センター 緩和ケア認定看護師 堀江亜紀子先生

 

令和5年1月7日(土)に看取りの看護・意思決定支援を学ぶことを目的に「高齢者看護Ⅱ」の研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●意思決定支援はとても大切であり、必要な看護ですがその反面、患者様と家族の思いが揺らいでしまうため、その時々の場面を逃さず、ACPの修正をしていくことが大切であり、そのサポートができる看護師でありたいです。患者様や家族の思いを傾聴し、何気ない一言をとりこぼさないように、揺れ動く思いに添い続ける役割ができるように学んでいきたいと思います。インフォームドコンセントについて「説明―同意モデル」から「情報共有―合意モデル」になっていることを多職種で共有し、患者様、家族に対応できると良いと思いました。

 

●今、受け持っている患者様のためにどんなことができるのだろうと改めて思いを強くしました。訪問看護師をしていたので、ご自宅での生活に近づけられるよう、日々患者様の思いに寄り添ったケアを思って仕事をしています。

 

●ACPでは、本人が色々なことができなくなっても、人として尊重した意思決定支援の大切さを強く感じました。先生の体験されたエピソード一つ一つが、とても心に残り、感化されました。人として、看護師として、患者様、家族との関りを大切にしていきたいと思います。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
今後の研修内容、研修生の募集についてはウェブサイトをご確認ください。皆様のご参加をお待ちしています。

 


開催日:令和4年11月5日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:高齢者看護Ⅰ
目 的:人生の最終段階にある高齢者について理解する
講 師:公立阿伎留医療センター 認知症看護認定看護師 宮林佐知先生

 

令和4年11月5日(土)に人生の最終段階にある高齢者を理解することを目的に「高齢者看護」研修を開催しました。

 

[受講者の感想]
●高齢者の方の尊厳を大切にしながらも、高齢者の身体的・心理的・社会的特徴を理解する必要性を日々感じながら業務しています。認知症のある方とのコミュニケーションでは、患者様に合ったコミュニケーション方法を模索し対応することや、スタッフで共有することの大切さを改めて学ぶことができました。ケアする側の関わり方も認知症の症状に合わせて伝え方を工夫すること、伝えたいことを厳選することも大事だなと感じました。「私が一緒にいますので大丈夫ですよ」と、患者様が安心できる声掛けができる看護をしていきたいです。

 

●コミュニケーション方法の伝え方の工夫として、認知症の症状に合わせるという部分が印象的でした。その中で言葉で伝えるうえでは、短くはっきり伝える、反応を待ってから次へ、ということが大切だと再認識できました。私自身も認知症をもつ高齢者の方へは、一文で穏やかに、笑顔でケアすることを心がけています。相手のペースに合わせるのも大変だと感じることもありますが、反応を待ってから次へいくことは、お互いの信頼関係のために必要だと感じました。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
今後の研修内容、研修生の募集についてはウェブサイトをご確認ください。皆様のご参加をお待ちしています。

 


開催日:令和4年10月1日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:防災
目 的:地域・自施設で実践できる防災、減災の基礎を学ぶ
講 師:独立行政法人 国立病院機構災害医療センター 災害看護専門看護師 岡崎敦子先生

 

令和4年10月1日(土)に「地域・自施設で実践できる防災、減災の基礎を学ぶ」を目的とした「防災」研修を開催しました。参加した研修生は15名でした。講師の岡崎先生は災害看護専門看護師として御活躍されており、先生の体験を踏まえた講義から、災害に対し、病院の看護師として、また個人として何を備なければならないのか、どう行動しなければならないのかを深く学ぶことができました。

 

[受講者の感想]
●経験をしたことのない事態に直面した時、いかに被害を最小減に抑えることができるかどうか知識として知っていることが大事だと実感しました。災害時は必要な物品の備えも大切ですが、「知識」の備えという点を意識して防災活動に力を入れていこうと思いました。

 

●東日本、熊本の震災から家庭で防災準備を行っているが勤め先の病院でどの程度の災害対策を行っているのか知らない部分が多く、今、災害が発生したら、私は対応することが出来ないと実感しました。「普段からの備え」「判断に迷ったら顔を合わせて相談する」を災害時の行動の一つとして覚え、実践することが出来るようにしたいと思いました。

 

●災害看護ラダーは新人への教育として非常に役立つものでした。普段やっていないことは災害時にできないなど日頃からの看護、行動が大切であることを学びました。

 

皆様、ご参加ありがとうございました。今後の多摩北地区支部の研修はウェブサイトをご確認ください。

 


開催日:令和4年7月2日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院

テーマ:メンタルヘルス
目 的:自分らしく看護をするために、看護師のメンタルヘルスを学ぶ
講 師:国家公務員共済連合組合 立川病院 精神看護専門看護師 小林いつか先生

 

令和4年7月2日(土)「メンタルヘルス研修」を開催しました。
看護師が看護師らしくいられるためのメンタルヘルスについて学びました。

 

[受講者の感想]
●今回の研修では、メンタルヘルス不全の早期サインを見逃さないことを学ぶことができました。自分のストレスサイン、仲間のサイン、家族のサイン、患者さんのサインを見逃さないことが大切だと思いました。早くサインに気づき、対処できる自分でありたいと思いました。自分の「考え方の癖」を知り、合理的な考え方を意識し、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に置き換えることを上手にしていきたいです。

 

●「自分らしく看護をするために」という研修目的に対し、まず自分自身の精神的な健康状態を理解し、保つことが大事ということを学びました。自分自身、感情的労働が多くて大変な仕事だと感じることがたくさんあり、自己肯定感も低く考えてしまうことも多くあります。今回の研修を受けたことでポジティブな考え方の癖付けやストレス要因を抱えて負担に感じている病棟スタッフに対して何か力になれる一スタッフとして行動できたらと感じました。

 

●メンタルが下がっている仲間がいたので、今回の講義を聞いて適切な対応を知ることができました。ネガティブをポジティブに変換することや、「~しか」を「~も」に変換していくことを大切にしていきたいと思いました。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。今後の研修内容、研修生の募集についてはウェブサイトをご確認ください。皆様のご参加をお待ちしています。

 


開催日:令和4年6月4日(土)
会 場:医療法人財団立川中央病院
テーマ:人材育成
目 的:中途採用者を含むスタッフの育成について理解する
講 師:国家公務員共済連合組合 立川病院 認定看護管理者 菱沼啓子 先生

 

令和4年6月4日(土)「人材育成研修」を開催しました。
参加者は12名で、今回は中堅以上のスタッフを想定した人材育成方法、中途採用者へのかかわり方を講義していただきました。
参加した研修生からは自施設で抱えている悩みを共有し、今後の人材育成に生かすヒントを得ることができたと好評でした。

[受講者感想]                                            

●具体的な例があり、とても理解しやすかったです。内容も興味深く、集中して受講することができました。教育をする立場として自分自身も知識をつけていきたいと思います。まず出来ることから、相手を知ろうとすること、承認することを意識していきたいと思います。

 

●指導する立場として日々どのようにアプローチしていけばいいのか悩んでいました。今回の講義の中で、その人がどのような価値観を持って仕事にのぞんでいるのかを知ることが必要なのだと思いました。日々の関わりや挨拶ひとつから、存在意義をもってもらうことは、自己実現の欲求を満たすために必要だと思いました。日々、コミュニケーションをとり、その人を知り組織を発展させられる様なサポートが出来る様に関わっていきたいと思います。とても参考になりました。明日からまた頑張ってみたいと思います。

 

●リフレクション、コーチング等自分が知りたいことが聞けて良かったです。
様々な状況のスタッフを育成していくにあたってそれぞれのキャリアアンカーを捉えて支援していくことを学べました。スタッフとコミュニケーションをとりお互いに成長していける環境をつくっていきたいと思いました。

 

●人材育成に興味を持ち、日々悩み、考えています。講義を受け、学んだことを現場で活かせるよう関わりを工夫しようと思いました。相手を変えるのではなく相手を知ることが大事だと思います。それは患者に対する関わり方にも言えることだと思います。職場環境を整え、より良い看護サービスが提供できるように努力したいと思います。

 

今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。
今後の研修計画、募集についてはウェブサイトをご確認ください。
皆様のご参加をお待ちしています。

 


開催日:令和4年1月8日(土)
会 場:医療法人財団立川病院

テーマ:認知症看護
講 師:吉沢 奈美先生 社会医療法人大和会 東大和病院 認知症認定看護師

 

新型コロナウイルス感染者が減少傾向であった令和4年1月8日に認知症看護研修を感染対策を取り、研修生の人数を制限しながら対面形式で開催することができました。

 

 

[教育委員の感想]
 認知症の診断や治療について、地域型認知症疾患医療センターがあり、認知症の専門的な診断がされ、認知症疾患と定めることができる病院であること。地域包括支援センターや市役所との協力をし、認知症の方のサポートや、認知症の診断、かかりつけ医との連携、認知症の専門教育、認知症の初期集中支援とを行っている事。診断は長谷川式だけで行うのではなく、専門的の病院での診断が必要で、かかりつけ医との連携が大事になっていく。
 また、さらに高度な診断や治療が必要なときは、拠点型認知症疾患医療センターがある事を知ることができた。また認知症患者の主な原因疾患や、症状、薬物療法の基礎的な知識、合併における留意点など、基本的な内容に看護師として行えること、薬物が第一選択ではなく、看護師の声掛け、態度、相手を理解しようとする姿勢、認知症の人ではなく一人の大切な人として尊重し寄り添うことなど、看護の力が大きく大切だとわかった。実際に、認知症の方の感じる世界観を理解できるように話されるところからは、対面式でなければ感じられない、空気の中体感することができた。今回の講義で学んだことを活かし、認知症の方が笑顔で過ごしていただけるように、寄り添って行きたいと思う。

 

久しぶりの研修を対面形式で開催することが出来、研修生からも講師からも好評でした。今後も新型コロナウイルス感染症の状況を見ながら研修を開催していきます。ウェブサイトをご確認ください。

 

多摩北地区支部 伊東恵美子