保健師職能委員会受託事業「市町村保健師専門研修」報告

市町村保健師専門研修

 

 

東京都看護協会保健師職能委員会では、昨年度に続き、今年度も本研修を受託し、企画・実施いたしました。

 

開催日 :9月16日(金)
開催場所:東京都市町村研修所(東京都府中市)
参加者 :市町村保健師30名(従事期間:1年未満~22年、年齢:23歳~49歳)

 

 

 

当日は武蔵野大学教授の中板先生から「保健師に求められる役割」の講義のあと、6グループに分かれてグループワークを行いました。

 

 

 

職能委員がファシリテーターとしてグループに参加し、参加者が「事前課題から課題の気づき」「可視化のために必要なデータ」「対象者は誰か」「対象者のあるべき姿とその姿に近づける実効性のある活動」などについて意見をうまく引き出し、気づきや課題を表現できるようにファシリテート(支援)しました。
最後にグループごとに「私たちが考えたい地域の課題」をまとめ、ホワイトボードに記載し、参加者で共有しました。

 

 

終了後のアンケートから、参加者の満足度・理解度は高く、各自が実践できそうなことを持ち帰ることはできたのではないかと考えています。
本研修のレベルとしては、中堅期保健師をターゲットにした研修内容です。
ぜひ本研修に留まらず、もう一段階先の東京都看護協会が主催する「中堅期保健師のコンサルテーションプログラム」を受講していただき、地域の健康課題を事業化・施策化に結び付ける能力を更に身に付けていただきたいと思っています。

 

専務理事 渡辺

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