施設紹介 vol.1 厚生中央病院

update 2021.09.10 厚生中央病院

地域中核病院として地域の健康を守り暮らしを支える
厚生中央病院 看護部長 影山美子氏

 

厚生中央病院は、住みたいまちランキング2位の恵比寿駅の近くにあります。都心部にありながら、この地域に住む方の健康を守り暮らしを支える地域中核病院としての役割を果たしています。
今回は、私たちの厚生中央病院についてご紹介いたします。

 

病院の成り立ちと概要について
昭和34年5月に全国土木建築国民健康保険組合の直営病院として設立し、組合員のみならず地域の人々の健康と福祉に貢献してきました。当地域の再開発に伴い、現在の場所に平成4年6月に移転しました。
本院は、一般病床257床、地域包括ケア病棟45床、人間ドック18床の計320床を持つ急性期の地域中核病院です。高度急性期病院と連絡を取りながら、患者さんの状況に合わせ、急性期病棟から地域包括ケア病棟まで幅広く受け入れを行っています。また、利用される患者さんは高齢者が多く、退院後に暮らし慣れた地域に戻ることにも力を入れています。
昨年2月からは、急性期病棟の一つをコロナ患者専門病棟に変更しコロナ陽性の軽中症状の患者さんを受け入れています。病院横のドーム型テントでは、発熱外来を設けて、さらに今年6月からは、行政の依頼を受けワクチン接種会場として病院の一部を提供しています。


[ドーム型テント]

 

わたしたちの看護部について
看護部では、患者さん・家族の思いを大切にした看護を提供することを目標にしています。また、住み慣れた地域に安心して患者さんが戻れるよう「認知症」「嚥下・栄養」「緩和ケア」「皮膚・排泄」「骨粗しょう症」「低侵襲」「入退院支援」の7つの専門的なサポートチームを持ち、院内外と連携しています。さらに、看護師一人一人が生き生きと自分の目標に向かって働けるように、各種教育の提供や個人を支援する体制作りを心がけています。
病院にはボランティアの方が丹精込めて世話をして下さっている美しいハーブ花壇があります。コロナが収束しましたら、ぜひ本院の見学においでください。皆様のお越しをお待ちしております。


[美しいハーブ花壇]

 

 


【病院概要】


総合病院厚生中央病院
〒153-8581東京都目黒区三田1-11-7
TEL. 03-3713-2141
病床数 一般病床257床、地域包括ケア病棟45床、人間ドック18床


 

南部地区支部 広報委員
鈴木海 出水訓寿 福島純子 岩塚晶子