中部地区支部 教育委員会活動報告

「東京都看護協会における地区支部研修開催時の新型コロナウイルス感染防止対策について」のガイドラインを遵守して感染対策予防を徹底し、対面での研修を実施しました。受講者の席の配置や入口と出口を一方通行にして密を避けるなど運用を工夫しました。

 

災害支援(トリアージ研修)

開催日程:令和2年(2020年)9月5日(土)13時~16時
会  場:東京都看護協会 研修室302
講  師:萩原 純 先生 さいたま市立病院
参加人数:25名(会員23名/非会員2名)
                                         
開催目的:
「災害発生時の支援の実際について学ぶ」ことを目的とした本研修では、受講生は実際に自施設でトリアージ業務に関わっているなど、役割意識を持ち参加されていました。
研修では座学だけでなく、グループワークや演習も交え、実践的な内容で満足度の高いものとなりました。

 

 

[受講者の声]
・トリアージのポイントがよくわかった。
・カードでのシミュレーションがよかった。
・話し方もわかりやすく、演習もわかりやすかった。

 

心電図ベーシック研修

開催日程:令和2年(2020年)10月31日(土)10時~16時
会  場:東京都看護協会 研修室302
講  師:夛田 覚 先生 日本医科大学付属病院
参加人数:47名(会員44名/非会員3名)

開催報告:
「心電図の基礎知識を学ぶ」を目的としたこの研修は例年2回/年行われていましたが、今年度は1回の開催となりました。
講義内容は、心臓の機能、解剖・生理などの基本的な心臓の働きの理解を深め、心電図の波形を理解し、正常・異常の判読ができるなど、心臓の解剖生理から振り返りができ、明日から臨床で実践できる内容でした。

 

[受講者の声]
・とても分かりやすかった。
・臨床で良く向きあう具体例とリンクしてわかりやすかった。
・解剖生理から丁寧に講義をしていただいたから理解できた。
・心電図を読む順番がわかり、コツをつかめた気がする。
・モニターの判断やアセスメントに活用できると思った。

 

認知症看護~認知症の基礎~

開催日程:令和2年(2020年)11月21日(土)13時~17時
会  場:東京都看護協会 1A
講  師:認知症認定看護師 押本 眞理子 先生 多摩北部医療センター
参加人数:29名(会員23名/非会員6名)

 昨年度、好評であった認知症看護の研修を今年度も開催しました。
参加者は40歳代が最も多く、経験年数は6~10年目の看護師が多く、現場ですぐに実践できる内容であり、日々の看護の振り返りになる研修となりました。

 

[受講者の声]
・認知症の方の苦悩や感じている事、具体的なケアが理解できた。
・実際の経験のお話は非常に興味深く、分かりやすかった。
・認知症患者への対応が具体的に例をあげて説明があり理解できました。DVDでの「患者の思い」本当に良かった。涙した。
・病棟ですぐに実践できる内容であった。
・自分自身を見直す機会になった。