第57回 看護研究学会 開催報告

第57回看護研究学会を令和6年1月20日(土)、東京都看護協会会館にて3年ぶりに参集開催いたしました。

テーマは「新たな時代の看護の創生~看護の価値を見直そう~」。
当日は寒い曇り空の一日でしたが、参加人数は301名と多くの看護職の方々にご参加いただきました。

   

 

オープニングは日本看護協会長高橋弘枝氏によるビデオメッセージで始まりました。

 

そして特別講演は前野隆司氏による「新たな時代のウェルビーイング」。講演では、幸せについて等ご講演いただき、あっという間に予定の1時間が終了しました。

 

シンポジウムでは「ニューノーマル時代の新たな看護の取り組み」と題し、4名のシンポジストにご登壇いただきました。

 

口演発表は1群~9群まで40演題が発表されました。

 

また、今年度スタートした新企画「インフォメーション・エクスチェンジ」。これは、東京都看護協会が運営する委員会の活動について委員会が主体となって報告・周知し、参加者と情報共有を行い、今後の課題等についてディスカッションする場とすることを目的に実施しました。

 

ランチョンセミナーは「幸せのマネーライフセミナー」。公的年金をメインに、資産形成についての情報提供をSOMPOひまわり生命ライフカウンセラーの二郷真氏にお話いただきました。

 

3階、4階のオープンラウンジでは、賛助会員企業等7ブースの展示があり、参加者の皆様に情報収集する場をご提供することができました。また、コーヒーサービスもあり大盛況となりました。

 

1階から4会まで各会場大変盛り上がり、活気にあふれていました。

 

プログラムの最後に、口演発表40題の中から「第57回看護研究学会奨励賞」を1名選出いたしました。
奨励賞を受賞されたのは、「糖尿病患者に対して遠隔モニタリングを用いた看護支援」を発表された、東京都立墨東病院の和田はるみさん他となりました。

 

終了後のアンケートでは、「久しぶりの対面での学会を楽しむことができました。」「とても良い刺激になりました。」「看護に関してさまざまな視点からのシンポジストを迎えての講演がきけたのがとてもよかった。」「新しい知識や、考え方時は自分のモチベーションを上げてくれるような学会であった。このような学びがあると、また来年も参加しようと思う。」等のご意見をいただきました。

 

次年度も会員の皆様のご要望や時代の潮流を見極めて、「参加してみたい」「演題を投稿してみたい」と思っていただける、看護研究学会を目指したいと考えております。 

 

【看護研究学会特設サイト】

当日のプログラム、演題等は看護研究学会特設サイトをご覧ください。

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