被災地で活動した災害支援ナースのフォローアップ交流会を開催

令和6年1月1日に発生した能登半島地震において、1月12日~2月26日まで東京都看護協会の災害支援ナースが支援活動を行いました。被害の大きかった珠洲市や輪島市の避難所での支援の他に、金沢市の1.5次避難所で活動し、インフルエンザや新型コロナウイルス、ノロウイルスの感染症対策に留意しながら被災者のケアに尽力してくださいました。

 

3月15日に、災害支援ナースの活動を振り返り今後の災害支援活動のヒントにすること、災害支援ナースの活動における不消化感や無力感等に対して、災害支援ナース同士でピアサポートすることを目的に、災害支援ナースフォローアップ交流会を開催しました。

 

災害支援ナースとして派遣された48名中39名が参加してくださいました。フォローアップ交流会では、5名の災害支援ナースに活動報告をしていただき、支援時期の違いや避難所に応じた災害支援ナースの役割の違いに、改めて気づくことが出来ていました。また、交流会ではグループに分かれ被災地支援の学びや課題を話し合い、災害支援ナースの今後の活動について積極的な意見交換を行うことが出来ました。

 

災害支援ナースとして活動してくださった皆様に感謝申し上げるとともに、災害支援ナースを快く送り出してくださった所属先の皆様にも感謝申し上げます。

 

従来のボランティアとしての災害支援ナースの活動は、今回の派遣を持って終了となりました。今後は、国の制度としての災害支援ナースの養成に尽力してまいります。

 

◇避難所での活動報告

 

 

◇参加した災害支援ナースと協会の役職員

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