医学会総会博覧会に協力しました

令和5年4月15日(土)~4月23日(日)、第31回日本医学会総会2023東京 博覧会が東京国際フォーラムで開催されました。

日本医学会は、4年に1度、国内の大都市で行われる国内最大規模の医学会です。2023年の医学会総会は「ビックデータが拓く未来の医学と医療~豊かな人生100年時代を求めて~」をメインテーマに、学術集会・展示のほか、一般を対象にした博覧会も開催されました。

 

 

博覧会は「みんなで健康 みんなの医療 みんなが長寿」をテーマに、こどもから大人まで、学生から医療に関わる人たちまで楽しむ学べる展示会をコンセプトに開催されました。
最先端の医学、医療、技術の展示から運動、食事、病院の体験企画まで、健康をキーワードにした“からだ”にまつわる「知りたい」プログラムが数多く実施されました。

東京都看護協会は、こども向けワークショップ「こどもたちと学ぶなるほど!医学体験」で「看護のおしごと体験」と「いのちの大切さを学ぶワークショップ」に協力しました。

4月20日から23日の4日間、総勢12名の看護職がブースを担当、助産師や小児看護専門看護師としての専門性を発揮し、一般の方にもわかりやすく看護の知識を伝えました。

看護のお仕事体験

看護のおしごと体験では「包帯の巻き方体験」包帯法を学ぼう!を実施。ケガをしたときにすぐできる手当としての包帯法をレクチャーしました。

参加した子どもたちは、付き添いのお母さん、お父さん、兄弟姉妹と一緒に楽しみながら学んでいました。

赤ちゃんだっこ体験、妊婦体験

「赤ちゃんだっこ体験」「妊婦体験」も実施、赤ちゃん人形の手や足を触ったり、意外な重さにびっくりしたりしている様子が見られました。
お母さんも妊娠中を思い出したり、「あなたもこのぐらいの大きさだったんだよ」と子どもに語りかけ、照れくさそうにしている子どももいました。

いのちの教室
いのちの大切さを学ぶワークショップ

いのちの教室では、子育て支援委員会の今井委員が登壇しました。
命のはじまりから誕生の奇跡を知ることで、自分を大切にすること、他者を尊重することを学ぶ内容で、150人以上の応募者の中から抽選で選ばれた24名の子どもたちが参加しました。
参加した子どもたちのみならず、お母さん、お父さんなど付き添いの方々も講義にじっと耳を傾け、一つ一つの話に熱心に聞き入っていました。

子どもたちは、命の尊さや家族に大切にされ今の自分が存在していることを実感する貴重な体験になったのではないでしょうか。

 

今後も、看護職の持てる力を発揮し、看護・医療の発展に協力していきます。

 

 

常務理事 佐川きよみ

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