まちの保健室開催報告
update 2025.3.5
開催日:令和6年11月30日(土)
場 所:ライフピア西原
内 容:フレイルとは何かの説明・フレイル予防の体操
参加者:男性2名 女性15名 計17名
令和6年11月30日に「まちの保健室」を渋谷区営住宅のライフピア西原で開催しました。
開催にあたり、東急コミュニティーのご担当者さま、現地職員の方には、事前広報にご尽力頂き、当日を迎えることができました。
フレイルとは何かの説明では、筋力や体力の低下・飲み込む力が弱まることで起こる誤嚥など身体的なフレイル、人との関わりが希薄になることで起こる精神的なフレイルをプロジェクターを使用し、講義形式でお伝えしました。
説明の合間に動画によるフレイル予防体操の紹介を行い、実際に体を動かして体験していただきました。
椅子の背もたれを使った簡単なスクワットや、ペットボトルを使った体操、飲み込み訓練のノドトレなど、ご自宅でも行える運動を南部地区委員と参加者みなさんで行いました。
ご自身で歩ける方、シルバーカーで歩行している方など、様々なお体の方にご参加いただきましたが、途中休憩なども挟みながら、ご自身のペースでできる運動に取り組んでいただけました。
まずは、ご自身でフレイルチェック
タオルを使った体操
ペットボトルを使った体操
椅子を使った体操
事後アンケートでは、フレイル予防についての理解が「満足・やや満足」の回答が100%、予防運動を今後に生かせるかが「活かせる・やや活かせる」が94%と、満足度の高い評価となりました。
「楽しかった」「時々この様な会を開いてほしい。大変よかった。」など、参加者のみなさまから、温かいお言葉を頂きました。高齢者を対象としたフレイル予防は初めての試みでしたが、心身的なフレイル予防に繋げられたと感じ、有意義な「まちの保健室」開催となりました。
南部地区支部広報委員 岩塚晶子 福島純子 遠藤真弓 井上早織
2025.2.13
開催日:令和6年11月9日(土)
場 所:渋谷区常磐松小学校 放課後クラブ
内 容:手洗い・包帯法・三角巾法の実施
参加者:児童4名 放課後クラブ職員12名
南部地区支部では、昨年度に引き続き、「まちの保健室」の取り組みとして、渋谷区の放課後クラブで「手洗い・包帯法・三角巾法」を実施しました。
開催にあたり、渋谷区常磐松小学校放課後クラブの担当者さまには、お知らせをしていただく等、事前広報ご協力のもと、当日を迎えることができました。
土曜日ということもあり、児童の参加は4名でしたが、他の放課後クラブの職員のかたにも興味を持っていただいてご参加頂くことができました。
例年では手洗い法の実演・実施を行っておりましたが、昨年大好評をいただいた包帯法と三角巾法にも今年は力をいれて実施しました。
手洗い指導では、専用ローションを塗ってから普段通りの手洗いを行い、手をブラックライトに当てました。洗い残しや普段よく洗えていない箇所が目視で確認できました。
手洗い指導の様子
包帯法・三角巾法では、お互いの腕に包帯を巻いて実施しました。特に三角巾法は、巻き方を知らない方も多く、「勉強になった」とのお声を頂きました。
包帯法の様子
事後アンケートでは、今回の企画について「満足・やや満足」が100%、今後もこのような企画があったら参加したいが92%と高評価となりました。
「コロナ渦が落ち着き、手をきちんと洗わない児童や正しい手洗いができない児童への指導が改めて行えると思った。」と感想を頂け、地域の健康管理の推進へ役立てたと感じる、有意義な「まちの保健室」開催となりました。
南部地区支部広報担当 井上(医療法人社団 森と海東京 東京蒲田病院)
2024.3.29
開催日:令和5年9月30日(土)
場 所:渋谷区立加計塚小学校 家庭科室
内 容:手洗い・包帯固定の実施
参加者:児童7名、放課後クラブ職員15名、渋谷区教育委員会事務局地域学校支援課3名、
株式会社明日葉(渋谷クラブ事業コーディネーター)1名
令和5年9月30日に2回目の「まちの保健室」を開催しました。
開催にあたり、渋谷区教育委員会事務局地域学校支援課には事前広報にてご尽力いただき、当日を迎えることができました。
手洗い教室では、南部地区委員が実演をし、その後、児童やクラブ職員が実践していただきました。
手に専用のクリームを塗り、そのクリームを汚れに見立てます。
どの程度、石鹸洗浄でクリームが落ちているかを確認します。
手にブラックライトを照らすと、洗い残したクリームが光って見えます。
児童は興味津々でブラックライトを覗いていました。
お友達同士で、お互いの手をのぞき込みながら、楽しそうに学習してくれました。
ブラックライトで確認
ブラックライトで確認
その後は、放課後クラブ職員を対象に、包帯固定を学びました。
二人一組になり、腕の包帯固定や三角巾固定などを実践しました。最初は慣れない手つきでしたが、あっという間に上達し、きれいに包帯が巻けるようになりました。
包帯法実践
クラブ職員を対象とした事後アンケートでは、「今回の企画が満足・やや満足」「児童の手洗いの見直しに役立った・やや役立った」「包帯法について役立った・やや役立った」の回答が100%と、非常に高評価となりました。
また、「子供たちの手洗いの洗い残しの傾向が分かった」「子供たちに楽しく学んでもらえてよかった」「包帯を実際にやってみて、いざという時に役に立つと思う」などの意見もいただきました。身近なテーマに関心を持っていただき、とても有意義な「まちの保健室」開催となりました。
南部地区支部広報担当 岩塚・井上・遠藤・福島
2023.10.26
開催日:令和5年9月11日(土)11時~12時
場 所:原町住区センター児童館学童保育クラブ
内 容:手洗い・包帯固定の実施
参加者:児童7名(未就学児1名含む)、保護者2名、指導員4名 計13名
協 力:東京都看護協会南部地区 委員
原町住区センター児童館学童保育クラブ
今回の「まちの保健室」は、児童館で手洗い指導と包帯固定の実施をしました。
開催にあたり、原町住区センター児童館学童保育クラブには事前に児童とご家族にお知らせをしていただく等、事前広報ご協力のもと、当日を迎えることが出来ました。
手洗い指導では、南部地区委員が実演し、その後から児童、保護者、指導員にクリームを塗布してから手洗いを実施していただきました。

手洗い実施
子供たちがお互いにブラックライトで手を照らし合い、洗い残しを用紙に記載しました。

ブラックライトで確認
包帯固定では、まずは南部地区委員が患者役・看護師役となり、らせん帯・折転帯法を実演しました。その後から保護者と指導員に実際に実施していただきました。
子供たちからも「やってみたい」と興味を持っていただけて、子供同士お互いに腕や足に巻いている姿が見られました。
始めは緊張している様子があった子供たちも一緒に実施していく中で笑顔が見られ、元気に楽しく行うことができました。

包帯法実践 子供たちも興味津々
事後アンケートでは企画に対して「満足」「役立つと感じる」といったご意見が多く寄せられました。
また「別のテーマでも是非お願いしたい」「心臓マッサージや火傷の処置、包丁でけがした場合の処置なども知りたい」と、別の身近なテーマにも興味を持っていただけて、活動する意味を再確認することができました。
今後も多くの人に参加していただき、身近な健康に興味をもっていただけたらと思います。
南部地区支部広報担当 岩塚・井上・遠藤・福島
2023.3.10「手洗い教室」
開催日:第1回 令和4年12月3日(土)
第2回 令和4年12月17日(土)
場 所:第1回 渋谷区立中幡小学校内 放課後クラブ
第2回 目黒区率向原小学校内 学童保育クラブ
内 容:手洗い教室
南部地区支部では今年も昨年に引き続き、まちの保健室の取り組みとして、渋谷区・目黒区の学童クラブで「手洗い教室」を開催しました。
第1回目は12月3日、渋谷区立中幡小学校の放課後クラブで実施しました。
土曜日ということもあり児童の参加は6名でしたが、今年は区内放課後クラブの職員研修の一環として、区の職員など含め、20名以上の方々に参加していただき、賑やかな時間になりました。
まずは児童の手洗いを実施。
専用ローションを塗ってから普段どおり手洗いを行い、手にブラックライトを当てます。
ブラックライトを覗き込み、自分の手が光る不思議な状況に興味を持つ姿がありました。
その後、洗い残しを確認し、手型のイラストに洗い残し部分を書き込んでいきます。
洗い残しの部分について洗い方を教えてもらい、再度手洗いを実施。上手に洗えるようになりました。
続いて職員へ手洗いを実施。
しっかり洗ったつもりでも思いのほか洗い残していることに驚かれた様子でした。
「汚れが落ちていない所が目に見えてわかった」「必要なスキルの習得に役に立った」「子供達は面倒くさがって適当にやっているので、ちゃんと洗っていると思っても汚れが残ってしまう事を所属クラブに戻って伝え、改善しようと思う」などの感想をいただきました。
また「アルコール消毒の効果的な使い方」「子どものハンカチがすぐびしょびしょになってしまう」「完全にペーパーにできればいいのだろうがコストの問題もある」などの質問や悩みも聞かれました。
第2回目は12月17日、目黒区立向原小学校内学童保育クラブで実施しました。
参加者は学童保育クラブの児童と先生合わせて12名でした。児童たちはブラックライトに映し出される洗い残しを見て「もう一度やりたい」と興味を持って積極的に手洗いを実施し、楽しく学べる教室となりました。
実施内容は渋谷区と同じです。
実施後、職員から「手洗い指導の機会がないので、とてもいい機会になった」「普段の手洗いがいかに洗い足りないかよくわかった」などの意見のほか「どのタイミングで手洗いをしたらいいかという問いに『トイレの後』が出てこなかったので、子供たちに再度伝えていく必要があると思った」「水で流すだけの子もいたりするので『手洗いの手順』を掲示したいと思う」といった、今後の児童の指導に役立てたいという意見もありました。「今後も参加したいか」という問いでは全員が「参加したい」と答えましたが「人数が増えると今の時間では難しい」「うがいの仕方も教えてもらいたい」といった意見や要望もあり、開催回数や内容の検討が必要と考えます。
コロナ禍ではじめた取り組みですが、毎回好評なので南部地区では「手洗い教室」を今後も内容を見直しながら取り組んでいきたいと考えています。
広報 鈴木 海・岩塚晶子
開催日 第1回:令和3年11月27日(土)
第2回:令和3年12月4日(土)
場 所 第1回:渋谷区立神宮前小学校内 放課後クラブ
第2回:目黒区立油面住区センター児童館 学童保育クラブ
内 容 手洗い教室
南部地区支部ではまちの保健室の取り組みとして、小学生を対象とした「手洗い教室」を実施しました。
第1回目は11月27日土曜日の午後、渋谷区立神宮前小学校内の放課後クラブで実施。1年生から6年生までの6人が参加しました。まずは、手洗いをするタイミング、正しい手の洗い方などを説明し、次に手洗いチェッカーを使用して洗い残しを確認、どこに洗い残しがあったか確認シートに記録してもらいました。
しっかりとローションを塗ったあと念入りに手洗いをしましたが、それでもブラックライトにあてると洗い残しが白く浮き上がります。
「まだこんなに残ってる!」「もう一度洗ってくるね!」と冷たい水にも負けず何度も手洗いをしていました。手洗いチェッカーを使うのは初めてで、それだけでも楽しそうでした。
クラブの指導員さんも一緒に体験し、自身の手洗いの弱点を確認していただけました。
第2回目は12月4日土曜日の午前中、目黒区立油面住区センター児童館学童保育クラブで実施。1年生から4年生までの13人が参加してくれました。
手順は、第1回目と同様に行いました。手にブラックライトをあて、「手の甲って意外と洗えてないんだね」とお互いの確認シートを覗きながら、楽しそうに記載していました。指導員さんがブラックライトをあてた時には、子供たちも興味津々に集まり、賑やかな手洗い教室になりました。子供たちからは、「手洗いチェッカーがあることを知り、面白かった」など感想をもらいました。
最後に看護の日のミニタオルをプレゼントして終了しました。さっそく「あそんでくるね!」と元気に遊びの場へ飛び出していきました。
どちらの回も短時間ではありましたが、楽しみながら毎日の感染対策に役立つ取り組みになりました。
広報 鈴木 海・福島 純子