施設紹介 vol.1 高島平中央総合病院

update 2021.09.10 高島平中央総合病院

心の通う、温もりのある医療
高島平中央総合病院 看護部長 越乢 香氏

 

当院は、イムスグループの急性期病院として、「心の通う、温もりのある医療」という理念の下、地域の患者さんに高水準で安心・安全な医療を提供できるよう努めています。病床数は234床で、脳外科と整形外科を中心とした板橋区高島平に立地する地域密着型の病院です。看護部には、地域医療の一端を担う者として、地域の皆さんが安心して住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、多様な場で役割を発揮することが期待されています。さらに、医療の高度化、スピード、質を保証するために多職種からなるチーム医療活動を活発に行っています。

 

【SCU(脳卒中集中治療室)】
令和2年度にSCU(7床)を開設し、医療・看護の質の向上に努めています。脳卒中の急性期はSCUに入院し、脳卒中リハビリテーション認定看護師や、理学療法士、作業療法士、栄養士、薬剤師等の多職種からなる脳卒中チームで呼吸・循環・栄養・口腔ケアなど全身管理を実践しています。平均稼働率は91.9%、経皮的血栓回収術31件/年(2020年実績)であり、スタッフは忙しい中でもやりがいを感じて仕事をしています。

 

【スポーツメディカルセンター】
「スポーツに伴って起きた様々な障害」に対し治療を行うことをメインとしています。スポーツ中の怪我や違和感などは、趣味で楽しむ方からアスリートまでどんな人にも起こり得ます。痛みなく健やかにスポーツができるように、専門医、看護師、理学療法士がチームとなって患者さんをサポートしています。

 

【復職支援研修・インターンシップ】
離職中の看護職の再就業促進目的として東京都が指定する東京都看護職員地域確保支援事業に参加しています。標準プログラムに沿った復職研修や、就業相談等の受け入れを実施しています。また、十分な感染対策を行い、高校生・看護学生のインターンシップも積極的に受け入れています。2020年度は130名の学生が楽しさや専門性を体験しいました。(写真をお見せできないのが残念です。)将来、素敵な看護師になってくれるよう応援しています。

 

チーム医療~部署を超えた仲間たち ~TKACHUのチーム医療


【褥瘡対策チーム】
院内褥瘡発生の予防と治療を多職種でラウンドを実施しています。

【糖尿病ケアチーム】
入院・外来患者様とそのご家族が生活者として療養生活を送ることができるよう、カンファレンスを行っています。

【呼吸サポートチーム(RST)】
看護師・臨床工学技士・理学療法士・言語療法士が人工呼吸器管理中の患者様のラウンドを週1回行っています。

【医療安全対策チーム】
患者様に安全な医療を提供できるよう未然防止活動やインシデント再発防止に努めています。


【退院支援チーム】
退院支援では、入院当初から多くの職員と情報共有を図り、連携支援に取り組んでいます。


【感染対策チーム(ICT)】
医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師・事務で構成され、病院における感染防止対策を実施しています。

【抗菌薬適正使用支援チーム(AST)】
医師・薬剤師・臨床検査技師・看護師が指定抗菌薬の使用状況を監視し、必要に応じた支援を行っています。


【栄養サポートチーム(NST)】
医師・看護師・薬剤師・管理栄養士などの多職種により、様々な視点から栄養状態についてカンファレンスを行い、必要栄養量の提案を行っています。

【摂食嚥下チーム(歯科介入回診)】
地域の歯科医師・歯科衛生士と当院所属の看護師・言語聴覚士・薬剤師・管理栄養士が一緒になって「食べる」をサポートしています。

 

 

 

 


【病院概要】


医療法人社団 明芳会 高島平中央総合病院
〒175-0082東京都板橋区高島平1-73-1
TEL. 03-3936-7451
病床数 234床


 

西部地区支部 広報委員
粟田郁子 松本由美子 丸山恵美 髙村聡子 坪祐子