地域包括支援センター保健師・看護師交流会
～あつまれ 地域包括の輪 一人で悩んでいませんか～　開催

2023年1月28日の土曜日、保健師職能委員会では「地域包括支援センター保健師・看護師交流会～あつまれ 地域包括の輪 一人で悩んでいませんか～」と題し、交流会を開催しました。土曜日にもかかわらず、53人もの方が参加されました。

開会前からお互いに声を掛け合い、グループディスカッションでは、現場で困っていること、悩んでいること、チャレンジしたいことなどのテーマで話し合いをしました。どのグループも活発なやりとりが見られ、グループ発表では、発表者の発言に対して、頷いている参加者が多く見られました。

地域包括支援センターでは、看護職１名配置ゆえのマニュアルや業務内容の引継ぎの不十分さ、役割理解の困難さ、多職種との連携など、多くの課題が共有されました。一方で、地域包括支援センターで長年経験されている方と交流をすることで、地域包括支援センターならではの仕事の楽しさを教示してもらう機会になり、エンパワーメントされたという声が多く聴かれました。

交流会が終わっても話が尽きない様子や、帰り際の皆さんの明るい表情が印象的でした。

東京都看護協会では、東京都内の地域包括支援センターで働く看護職全体の質の向上や処遇の改善等が進むよう、今後もこの交流会を発展的な場となるよう検討し、継続していきたいと考えております。そのためには現場で働く方たちの声が必要です。ぜひ、ご支援、ご協力をよろしくお願いします。

［交流会プログラム］

専務理事　渡邊