日本看護協会

【日本看護協会】「2024年病院看護実態調査」結果発表

公益社団法人日本看護協会は、毎年、病院看護職員の需給動向や労働状況、看護業務の実態などの把握を目的として「病院看護実態調査」を実施しています。2024年の本調査では、例年実施している看護職員の離職率や給与の状況のほか、一般病棟における看護職員の夜勤状況と夜勤者の確保策などについて調査しました。

■調査結果のポイント
1. 看護職員の離職率
離職率(2023年度)が正規雇用看護職員11.3%、新卒採用者8.8%に改善
2. 看護師の給与
平均基本給与額・平均税込給与総額は新卒、勤続10年共に増加
3. 労働環境など
夜勤者の確保策で効果的だった取り組みは、「夜勤専従者の導入」「多様な夜勤の導入(回数・時間・曜日)」
4. 専門看護師・認定看護師・特定行為研修修了者の地域での活動状況
活動場所は、「特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院」「訪問看護ステーション、看護小規模多機能型居宅介護」が多い傾向
5. 看護師によるICT(情報通信技術)の活用状況
ICTを用いた看護師による療養支援は、4.7%が実施、そのうち42.8%が「ビデオ通話」

【リリース】
詳細は公益社団法人日本看護協会ニュースリリースをご覧ください。
https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/