会長 山元 恵子

 令和2年度がスタートしました。今、日本そして世界は新型コロナウイルス感染症により社会生活や人々の暮らしのなかに大きな打撃を与え、刻々と迫ってくる罹患者の動向に、日々不安な毎日をお過ごしのこととお察し申し上げます。また、そんななかでも各現場で業務に向かわれて看護を遂行されている皆様に、心より敬意を表します。

 東京では毎日の新型コロナウイルス感染症の発生数が右肩上がりで増え続けています。皆さまも御周知のとおり新型コロナウイルスに有効な治療薬やワクチンがないことから、最も有効な対処法は行動制限、すなわち人と人の接触を最小限にすることで感染を防ぐことができます。今般は、職務以外の生活の場においても、密接、密着、密集を避けコンサート、カラオケ、スポーツジム、大勢での食事会などは控えて頂き、看護職が発生要因となることのないように生活環境にご留意ください。また、常に体調を整えて免疫機能を高めるためには、睡眠、食事、休息を十分とり、精神的にもストレスをコントロールしながら仕事のオンオフをしっかりと付け良好な状態で業務に入られますように重ねてよろしくお願いいたします。

 当協会は、4月1日より危機管理室内に【新型コロナ対策プロジェクト会議】を設置し、外部の元感染対策委員会のメンバーをアドバイザーに会員並びに所属する施設に対し、

 新型コロナ感染防止のための適正な判断ができるように看護職を支援するチームを立ち上げました。主な活動は看護職の感染管理者への技術支援や感染者のケアに対する支援、情報発信等を行います。会員の皆さんがコロナの感染対策で困らないようにQ&A等も載せて参ります。是非皆さんご活用下さい。詳細は当協会のホームページをご参照ください。

 最後に新型コロナウイルス感染症の蔓延により、全力で患者さんの対応にあたっている看護職に世界中の人々から注目が集まっています。これまでに類のない世界中での流行により、看護の働きと真の力が明らかになっています。看護職やその他の医療スタッフを感染から守るため、防護関連用具や衛生材料の確保などを東京都や関連部署に強く要望しています。皆さんもご意見を当協会にお寄せください。

 

 

専務理事 渡邊 千香子

当会は昭和22年の開設以来、初の自前の地所での新会館事業が4月にスタートします。当会の飯田橋会館の歴史は、平成12年10月に渋谷から当地に移転し開所しました。当時は、「東京都ナースブラザ」の3階へ間借りする形で引っ越し(賃貸)、平成13年から16年段階的に「東京都ナースプラザ」から全館を購入しました。その後、平成20年度「新会館検討委員会」において、当会館の老朽化、狭隘化、さらなる公益事業拡大の必要性が示され、建築計画が着手。平成25年度の通常総会において議決され今日の運びとなりました。今回の新会館建設では、歴代会長の強いリーダーシップと諸先輩方のご努力、会員の皆さんのご理解とご協力等、多方面からのご支援の賜物であると感謝に堪えません。新会館が皆さまにとりまして居心地のよい会館となるよう努力して参りますので今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。

 

 

常務理事(教育部担当)大橋 純江

教育部は看護職の資質向上事業として、研修や学会において年間約11,000名以上の看護職の皆様にご活用いただいております。加えて、次世代育成事業として看護学生学会を半世紀以上に渡って開催し、延べ約10万人の看護学生の支援をおこなってまいりました。今年度は新会館になり、初めて自施設で看護研究学会を開催することができます。会員の皆さまの好奇心を揺さぶる企画を進めておりますので是非ご期待ください。

 

 

常務理事(事業部担当)黒田 美喜子

事業部では毎年たくさんの東京都からの委託事業の実施と発展に貢献しています。また加えて、当協会の独自事業として両親学級・すくすくフェスタ、災害支援ナースの育成、訪問看護・居宅介護支援事業等、地域の多職種連携・協働事業を実施しています。また5月には恒例の看護フェスタでは、毎年約15.00人余りの都民の皆さまがお越しになり、看護職に対する信頼と期待の大きさを肌で感じています。今年も5月18日(土曜日)新宿広場で、皆様のお越しをお待ちしています。