台風19号による被害について

この度の台風19号により、お亡くなりになられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
また、被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。
台風19号は東海、関東甲信越、東北にかけて甚大な被害をもたらし、今もなお、家屋の浸水や停電、断水、道路の陥没等とライフラインと交通手段が絶たれている地域もあるとニュースで報道されている様子に、高齢者や住民の方々のご心労はいかばかりかと心を痛めております。

被災された方々及び看護協会の会員並びに職員の皆様の生活が一日も早く元に戻られますよう、心よりお祈り申し上げます。 

公益社団法人東京都看護協会 会長 山元 恵子
役員・職員一同

会長 山元 恵子

本年5月1日より新しい年号「令和」がスタートしました。令和には【春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅のように、一人ひとりが明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができるように】と首相の解説がありました。まさに当協会の新会館竣工の門出と重ね合わせ、新時代の到来を胸おどる思いで迎えることができました。これもひとえに当協会の礎を築いてくださいました諸先輩の多大なるご尽力と、その意思を受け継ぐ本会員のお一人おひとりの努力の結実であります。ここに改めて関係各位の皆さま方に役員を代表しまして感謝申し上げます。

 

当会は「神楽坂」から「西新宿」に移転し、早半年が経過しようとしています。理事会や合同委員会、地区支部の役員会、プラザの研修(200床以下の病院対象)等が開始され会員や役員の皆さまからはこれまでの会館にはなかった学習環境やアメニティに対し非常に高い評価を得ることができています。新会館は、これまでの会館にはなかった4階のライブラリーから続く野外庭園や6階の和室をはじめ、各階には様々な芸術作品を常設しています。

 

例えば、丸山栄子氏の彫刻「紙倉庫の日曜日」「東京ナイチンゲール」「赤い羽根募金」は各階で皆さまを包み込むようにお出迎えしています。またサンクスナースと愛成会さまのご支援により、「アール・ブリュット」の絵画も、(注釈参照)これから各階に展示する予定です。展示を通してより多くの会員が多様な人々の存在や生き方に触れ合い、豊かな心で看護を実践できる癒しの空間として存在したいと考えています。

 

新会館移転に伴い、教育部では、ICT化(Information and Communication Technology)とグローバル化の更なる推進、事業部では、都庁との至近距離という地の利を生かし都からの委託事業がより効率的に効果的に、地域共生型社会の実現に向け災害時の支援や地域包括ケアの成果を都民に還元できるように致します。またナースプラザでは、看護職の確保・定着並びに復帰に対するきめ細やかな支援と200床未満の病院巡回訪問の実施により看護管理者のサポートに積極的に取り組んでいます。

 

新会館は、「東京都ナースプラザ」、「東京都訪問看護ステーション協会」、「東京都助産師会」と看護に関わる4つの看護職能団体が集うことができました。西新宿4丁目の当地は令和の時代の幕開けと共に「看護の知の拠点」として看護職の存在価値を広く社会にアピールしていきたいと考えています。これからも変わらぬご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

注(アート・ブリュットとは様々な障害や生きにくさもつ作家や正規の美術教育を受けていない人たちにより制作された芸術作品。時にはアウトサイダー・アートと称されることもあるが作品には文化潮流や伝統または流行などとは無縁に制作され、人が人として存在する上で根源的に持っている表現したい衝動や生きるというものの本質に触れることができます。)

 

 

専務理事 渡邊 千香子

当会は昭和22年の開設以来、初の自前の地所での新会館事業が4月にスタートします。当会の飯田橋会館の歴史は、平成12年10月に渋谷から当地に移転し開所しました。当時は、「東京都ナースブラザ」の3階へ間借りする形で引っ越し(賃貸)、平成13年から16年段階的に「東京都ナースプラザ」から全館を購入しました。その後、平成20年度「新会館検討委員会」において、当会館の老朽化、狭隘化、さらなる公益事業拡大の必要性が示され、建築計画が着手。平成25年度の通常総会において議決され今日の運びとなりました。今回の新会館建設では、歴代会長の強いリーダーシップと諸先輩方のご努力、会員の皆さんのご理解とご協力等、多方面からのご支援の賜物であると感謝に堪えません。新会館が皆さまにとりまして居心地のよい会館となるよう努力して参りますので今後ともお力添えをよろしくお願いいたします。

 

 

常務理事(教育部担当)大橋 純江

教育部は看護職の資質向上事業として、研修や学会において年間約11,000名以上の看護職の皆様にご活用いただいております。加えて、次世代育成事業として看護学生学会を半世紀以上に渡って開催し、延べ約10万人の看護学生の支援をおこなってまいりました。今年度は新会館になり、初めて自施設で看護研究学会を開催することができます。会員の皆さまの好奇心を揺さぶる企画を進めておりますので是非ご期待ください。

 

 

常務理事(事業部担当)黒田 美喜子

事業部では毎年たくさんの東京都からの委託事業の実施と発展に貢献しています。また加えて、当協会の独自事業として両親学級・すくすくフェスタ、災害支援ナースの育成、訪問看護・居宅介護支援事業等、地域の多職種連携・協働事業を実施しています。また5月には恒例の看護フェスタでは、毎年約15.00人余りの都民の皆さまがお越しになり、看護職に対する信頼と期待の大きさを肌で感じています。今年も5月18日(土曜日)新宿広場で、皆様のお越しをお待ちしています。