まちの保健室開催報告
update 2023.3.10「手洗い教室」
開催日:第1回 令和4年12月3日(土)
第2回 令和4年12月17日(土)
場 所:第1回 渋谷区立中幡小学校内 放課後クラブ
第2回 目黒区率向原小学校内 学童保育クラブ
内 容:手洗い教室
南部地区支部では今年も昨年に引き続き、まちの保健室の取り組みとして、渋谷区・目黒区の学童クラブで「手洗い教室」を開催しました。
第1回目は12月3日、渋谷区立中幡小学校の放課後クラブで実施しました。
土曜日ということもあり児童の参加は6名でしたが、今年は区内放課後クラブの職員研修の一環として、区の職員など含め、20名以上の方々に参加していただき、賑やかな時間になりました。
まずは児童の手洗いを実施。
専用ローションを塗ってから普段どおり手洗いを行い、手にブラックライトを当てます。
ブラックライトを覗き込み、自分の手が光る不思議な状況に興味を持つ姿がありました。
その後、洗い残しを確認し、手型のイラストに洗い残し部分を書き込んでいきます。
洗い残しの部分について洗い方を教えてもらい、再度手洗いを実施。上手に洗えるようになりました。
続いて職員へ手洗いを実施。
しっかり洗ったつもりでも思いのほか洗い残していることに驚かれた様子でした。
「汚れが落ちていない所が目に見えてわかった」「必要なスキルの習得に役に立った」「子供達は面倒くさがって適当にやっているので、ちゃんと洗っていると思っても汚れが残ってしまう事を所属クラブに戻って伝え、改善しようと思う」などの感想をいただきました。
また「アルコール消毒の効果的な使い方」「子どものハンカチがすぐびしょびしょになってしまう」「完全にペーパーにできればいいのだろうがコストの問題もある」などの質問や悩みも聞かれました。
第2回目は12月17日、目黒区立向原小学校内学童保育クラブで実施しました。
参加者は学童保育クラブの児童と先生合わせて12名でした。児童たちはブラックライトに映し出される洗い残しを見て「もう一度やりたい」と興味を持って積極的に手洗いを実施し、楽しく学べる教室となりました。
実施内容は渋谷区と同じです。
実施後、職員から「手洗い指導の機会がないので、とてもいい機会になった」「普段の手洗いがいかに洗い足りないかよくわかった」などの意見のほか「どのタイミングで手洗いをしたらいいかという問いに『トイレの後』が出てこなかったので、子供たちに再度伝えていく必要があると思った」「水で流すだけの子もいたりするので『手洗いの手順』を掲示したいと思う」といった、今後の児童の指導に役立てたいという意見もありました。「今後も参加したいか」という問いでは全員が「参加したい」と答えましたが「人数が増えると今の時間では難しい」「うがいの仕方も教えてもらいたい」といった意見や要望もあり、開催回数や内容の検討が必要と考えます。
コロナ禍ではじめた取り組みですが、毎回好評なので南部地区では「手洗い教室」を今後も内容を見直しながら取り組んでいきたいと考えています。
広報 鈴木 海・岩塚晶子
開催日 第1回:令和3年11月27日(土)
第2回:令和3年12月4日(土)
場 所 第1回:渋谷区立神宮前小学校内 放課後クラブ
第2回:目黒区立油面住区センター児童館 学童保育クラブ
内 容 手洗い教室
南部地区支部ではまちの保健室の取り組みとして、小学生を対象とした「手洗い教室」を実施しました。
第1回目は11月27日土曜日の午後、渋谷区立神宮前小学校内の放課後クラブで実施。1年生から6年生までの6人が参加しました。まずは、手洗いをするタイミング、正しい手の洗い方などを説明し、次に手洗いチェッカーを使用して洗い残しを確認、どこに洗い残しがあったか確認シートに記録してもらいました。
しっかりとローションを塗ったあと念入りに手洗いをしましたが、それでもブラックライトにあてると洗い残しが白く浮き上がります。
「まだこんなに残ってる!」「もう一度洗ってくるね!」と冷たい水にも負けず何度も手洗いをしていました。手洗いチェッカーを使うのは初めてで、それだけでも楽しそうでした。
クラブの指導員さんも一緒に体験し、自身の手洗いの弱点を確認していただけました。
第2回目は12月4日土曜日の午前中、目黒区立油面住区センター児童館学童保育クラブで実施。1年生から4年生までの13人が参加してくれました。
手順は、第1回目と同様に行いました。手にブラックライトをあて、「手の甲って意外と洗えてないんだね」とお互いの確認シートを覗きながら、楽しそうに記載していました。指導員さんがブラックライトをあてた時には、子供たちも興味津々に集まり、賑やかな手洗い教室になりました。子供たちからは、「手洗いチェッカーがあることを知り、面白かった」など感想をもらいました。
最後に看護の日のミニタオルをプレゼントして終了しました。さっそく「あそんでくるね!」と元気に遊びの場へ飛び出していきました。
どちらの回も短時間ではありましたが、楽しみながら毎日の感染対策に役立つ取り組みになりました。
広報 鈴木 海・福島 純子