看護協会ってどんなところ?

 看護学校を卒業する方や、看護協会への入会を検討中の看護職の方へお配りしている「看護協会ってどんなところ?」という小さなパンフレットがあります。昨年事務職で入職し、看護職の方とともに働き始めた私にとって、看護協会とは?を理解するのにとても役立つ内容でした。

看護職は、専門の訓練を受け試験に合格し国家資格を得た、いわゆる「職能」という名のプロです。

しかし、忙しく働くなか、日々変化する看護の状況に合わせたスキルを充分に持ち合わせていくことはとても大変なことです。その支えとなり、道しるべとなれる存在こそ看護協会ではないでしょうか。

 

 学校での学びや職場のOJTで解決しきれない不安が生まれたとき、「卒後臨床」をはじめとする看護協会が準備する研修に参加すれば、経験豊かな講師と就業年数の近い仲間が別々の職場から集まって、それぞれの不安や悩みを共有し、問題解決していくことができます。

経験を積まれた方に向けては、多様な分野に広がる看護ケアの世界を形にし、質の高い医療の提供ができる資格認定制度の運用を行っています。

 

 その一方で、看護職が働き続けられる環境づくりもまた、大きなミッションのひとつです。負担の大きい夜勤や交代制勤務について、その実態を調査し、働きやすくなるためのガイドラインを作成し、その普及に努めています。

 

 そして、今後ますます増えていく高齢者への対策に地域包括ケアシステムが広がってきたことで、訪問看護を担う看護職へのニーズが高まる時代となりました。看護協会にも直営の訪問看護ステーションがありますが、千駄木訪問看護ステーションは教育ステーションとしての機能を持ち、訪問看護師の育成を図っています。

 

 私達も、常に看護職の在り方を考えながら、走り続ける看護職の皆さまの良きサポーターとなっていきたいと願っています。

総務部 会員サービス係 渡辺佐織