「ハナミズキの咲くころ、想うこと‥」

 4月の年度初めになると、部署の配置換えや人の異動、新年度の事業開始でなかなかに忙しい、時間に追われる日々が始まっている。

 そんな時こそ、気持ちをリフレッシュするためにずぼらな私は、そんな時、簡単でお金のかからない身近な自然の輝きに目を凝らす。例えば、通勤途中の街路樹の葉の蒼の色、道端にひっそりと咲く野草、空の色、雲の形状、風のにおい等などである。。

 新緑前の今の時期は、美しく咲き誇るハナミズキから目が離せない。白や赤やピンクまで様々な彩で楚々として咲き、なんとも心惹かれる樹木である。

 「ハナミズキ(花水木 [4] 、学名: Cornus florida )は北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として贈られた木として知られている。

ところで、2,3年前に某TV局の「〇〇がきた」で、シジュウカラが言語を使っているという驚くべき番組を観た。 鈴木俊貴氏先生の研究では、彼らが実に多様な鳴き声を使い分けており、鳴き声はシジュウカラが厳しい自然を生き残るための重要なコミュニケーション・ツールとして役立てていることが分かってきたそうである。具体例としては、シジュウカラの巣箱にヘピが迫り、ヒナを食べようとするときは、外にいた親鳥が「ジャージャー」と鳴いたり、カラスなどの場合は「ピーツピ、ピーツピ」で鳴き声を変え捕食者の種類を伝え、ヒナたちは親の鳴き声を理解し、敵の種類を判別した行動をとっているそうである。興味のある方は、是非ネット検索して頂けたらと思う。

 私達人類も自然界に身を置く生物として、もっと謙虚に自然や周囲の全てに感謝していく事が必要なのではないだろうか。

 現在、一国同士の争いが、世界中を巻き込む負の連鎖を引き起こしかけている。私たち人類は、多種多様な言語や知恵や相手の事を思いやる優しい心を持っている。小鳥たちが自らやヒナを守るために「とり語」を駆使しているように、私たちは自然や人類・地球を守るために一人ひとりが、例え小さな発信でも「今」していく時ではないだろうか。

事業部事業係 永澤佳代子