プラチナナースについて

 「プラチナナース」をご存じですか。定年退職前後の働く看護職のことをプラチナナースといいます。命名の由来は分かりませんが、ゴールドより希少価値の高いレアメタルのプラチナを用いるところは、対象となる世代を意識しているのかなと思います。私もこの対象となる年齢です。定年退職後、人生の目標として70歳までは働こうと決めていました。理由は、今までのキャリアを活かしたいと思ったことと、健康を維持するためには頭と身体を使う必要があると思ったからです。

 

 現在、働く看護師の11人に1人は60歳以上といわれているそうです。多くのプラチナナースが様々な職場で頑張っています。以前、セカンドキャリアについての研究を実施した時、就業している最高年齢は83歳の看護部長でした。しかし、「自分は元気」と思っていても、年齢的には知力や体力は低下していきますし、そのことを自覚する場面が年々増えていきます。私は今、教育部に在籍しています。研修担当者として受講者と一緒に講義を聞いていますと、講師から「以前はこうでしたが、今はそういうことはしていません。」ということが多く聞かれ、現役でいるためには常に新しい知識や情報を吸収する柔軟性が必要だなと感じています。

 

 「人生100年時代」を迎え、従来のライフステージに沿った生き方が変化し、働き方のデザインを見直す必要があるといわれています。それにしたがって、いくつになっても学び直しのチャンスがあり、新しいことにチャレンジできる社会になってきています。これからは、今まで以上に自分の人生をセルフプロデュースしていくことが求められています。私も次のステージを充実させるための計画を模索していきたいと思っています。

教育部研修係 鈴木淳子