コロナ禍におけるリーダーシップ

新型コロナウイルスが発生して丸2年が経過いたしました。私は私立大学病院を定年退職後、東京都看護協会にお世話になり3年に入りました。一年目の2019年の年には会員拡大のため関係部署の皆様のお力添えを頂き、施設訪問を行い、約100施設弱の施設を訪問しました。2年目の2020年を迎えたときに、病院など施設でのCOVID-19の感染が広がりはじめました。

 

2020年は東京都看護協会山元会長のリーダーシップのもと、職員一丸となりCOVID-19感染防止に向けての対応が始まり、私はある施設での感染対策及び看護管理面での支援に入らせていただきました。
看護師のみならずコメディカル、医師が不安な毎日を乗り越えているのを目の当たりにし、胸が詰まる思いでした。このような状況では、感染対策などの基本的対策はもちろんですが、何よりリーダーシップ、組織をまとめる力の重要性を痛感しました。どの施設においても安全管理・危機管理の組織作りは重要で、責任者のリーダーシップが、今後のキーワードではないかと思っています。

 

2020年4月からはナースバンクで相談員として、お仕事をさせていただいています。今まで行ってきた業務とは全く異なり、覚えることが山盛り、初めてのことばかり!毎日が新しいことへの学びと挑戦の日々でした。ナースバンクのお仕事は【看護職のお仕事探し】の支援がメインです。看護職の資格を取得した後、「1年で退職された方」「子育てが終わって仕事に就きたいと思っている方」「ご主人が東京転勤となり東京で仕事を探したい方」「後期高齢者となったが再度仕事に就きたいと思っている方」などなど様々な理由で訪れます。ご相談・ご支援にあたり、来所者の思いに応えることができただろうか?と悩むこともあります。1年目足らずの経験では結果を出すことはできないような気がしますが、来所者のニーズや思いに寄り添っていけるように努力しています。

 

また私の看護師の経験を振り返ると、医療安全に関して興味が深かったといえます。大学院での研究テーマも安全管理で最も重要とされる「患者誤認防止」に焦点を当てて纏めました。
ナースバンクで求人を求めている施設の方とお話ししているときもついつい、頭には安全管理、危機管理についての環境は整っているかなどと思いめぐらしながら対応している自分に気が付きます。
これから先の人生、強く、明るく、思いやりの精神で真摯に邁進していきたいと思っております。

ナースバンク 駒木根由美子