屋上庭園

朝晩まだ冷えますが、光が明るくなってきました。

私は毎日、出勤のために朝5時起床なのですが、つい先ごろまではこの時間に起きると窓の外は真っ暗でした。街路灯が目に付いて寂しく、出勤の用意に追われてわびしい思いをしていました。風の音が強いと更に気持ちが落ち込んだものです。

今年は桜も早く、みなさまの周囲でもソメイヨシノは葉桜になり、八重桜のピンク色が目に付くのではないでしょうか。朝起きて窓を開けると空は白み、鳥のさえずりに励まされるこの頃です。駅に向かう道でも、緑は美しく、花々の彩に癒されています。

東京都看護協会が西新宿に移って、2年経ちました。

建物は新しく、ちょっとおしゃれな感じなのですが、4階と5階に小さな屋上庭園が配置されています。ご存知かもしれませんね?ネットで調べてみると、屋上庭園の一番のメリットは室温上昇の抑制とのこと。法規上必要という話も聞いたことがありますが、4階は窓を挟んだ建物内部が小さなサロンのようになっていて、ホッと一息できる環境です。5階は東京都ナースプラザの執務室でが、私の机は窓に背中を向けて配置されているため、仕事中は目線を上げてもこの庭園は臨めません。もっとも、晴れの日は日当たりが良すぎて窓のブラインドは下しているしかないのですが・・・。

お昼休みには、時々、この屋上庭園に出ます。速足なら1周しても1~2分とかからないのですが、庭園を囲む柵に向かって立つと西新宿の街並みを見渡せます。少し離れたところに高層ビルがいくつか見えますが、新宿なのにふつうの民家が思ったより多いことに驚かされ、人の暮らしがあることを感じてホッとします。そんな癒しの空間・・・みなさんにもありますか?

明けても暮れても、コロナ禍の話ばかりの毎日。ときどき自分をクールダウンさせながら、毎日を送っていきたいと思っています。

東京都ナースプラザ所長 佐藤 浩子