体と頭を緩めたいですね

小さい頃は、親の意思で習い事をさせられていた。習字やそろばんなど…。

働いて自分で収入を得るようになってからは、自分の好奇心の赴くままに手当たり次第に手を出した。まずは陶芸、一芸くらい持ってみようとタップダンス、歌が好きなのでゴスペル、憧れのドラム、手頃に楽器を弾けると思ってウクレレ、など。しかし、どれも長続きせず、1〜2年であっけなく終了。

しかし、ここ何十年の間は続いていたものが二つある。

一つ目は英会話。テレビのニュースで外国の政治家が何を言っているのか?や、外国の音楽で何を歌われているのか知りたくて始めた。やってみたら、当初の興味は元より、日本人との考え方や価値観や文化の違いが事細かにわかって面白かった。が、18年位続けて辞めてしまった。伸び悩んだことと、翻訳ソフトの質の向上が私のモチベーションを一気に下げてしまった。

二つ目はヨガである。これはまだ続いていて7年目である。体の柔軟性を高めるのが目的と思われがちだが、それだけではなく筋力を高め、自律神経を整えてくれるのである。毎回ヨガの時間の90分の中に、まるで先生が用意して描いたストーリーがある。今日のテーマは腰だとすると、徐々にそこをほぐしていつの間にか少しずつ厳しいポーズに変化する。「もう限界!」と思うほどの苦しみの頂点に達すると、流れるように今度は気持ちのほぐれるポーズになって体が緩まってくるのである。最初の頃は、その素晴らしさにまるで自分の体の中で旅をしたような気分になった。

仕事で心が折れそうになることや、プレッシャーに押しつぶされそうになった毎日の中でも、週に一回くらいはオンラインでやるようにしている。ヨガの最後には、いつの間にか呼吸が整って、頭の中が休まっているのである。今の時代にオンラインヨガはお勧めです。これは私に合っているので、体の維持のためにも年齢を重ねても継続していこうと思う。

千駄木訪問看護ステーション

根本 万里子