保健所支援のためのトレーサー育成研修を東京都から受託しました

 新年あけましておめでとうございます。

年末から新型コロナウィルス感染者数が急増している中で2021年がスタートしましたが、看護職の皆様は年末年始もなく、これまで以上の緊張感でお過ごしのことと思います。また、保健所に勤務されている看護職の方々も休みなしの激務が続いていたのではないでしょうか。

 さて、東京都看護協会事業部では、保健所機能の支援のためのトレーサー育成研修を東京都より受託され開始いたしました。正式名称は「保健所支援拠点等における新型コロナウィルス感染症対策関連業務従事職員に対する育成研修の実施事業」という長い名称です。昨年押し迫った11月に東京都より打診され、それから約1か月という短期間に保健師職能の委員の方々の多大なる協力のもと研修の企画、講師依頼などを急ピッチですすめました。採用された事務職員25名、看護職員11名が第1回を12月3日、8日に、第2回を12月8日、10日に保健所の機能、積極的疫学調査、PCR検査補助業務などについて2日間の講習、演習を受講し現場に戻っていきました。これまでに経験したことのない業務であるため、現場で活躍するためには指導者が必要です。そこで、この事業内容にさらに育成を強化するために、アドバイザーを派遣することとしました。これには地域看護を専門としている大学の先生の力をお借りしました。すでに保健所等に自ら支援に入っている方々のため、保健所からの問い合わせに応じていただけないなどの困難ケースの事例検討や、マニュアルの作成にも取り組んでいただきました。受講された方々は配属された保健所で研修やアドバイスを活かし活躍、奮闘していることと思います。

 現在第3回目を1月22日、23日に実施予定です。多くの看護職が応募していただいていると聞いておりますので、少しでも保健所の一助になるよう充実した研修を実施していきたいと思っております。

黒田美喜子