「日本の看護の実力」

令和2年7月6日
山元恵子

日頃、このコーナをご愛読下さり心より感謝申し上げます。この度の令和元年12月に武漢で発生したといわれている新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は瞬く間に、世界に広がり多くの犠牲者が出ています。日本でも収まる気配がなく、東京都から発表された感染者数107名(7/2付け)には一抹の不安をよぎる数値であり人々の動揺は隠しきれません。現段階では第二波ではまだないとの見方ですが現場を預かる看護職にとりましては非常に心配な状況が続く今日この頃です。

先日の国際看護師協会の報告によりますと、世界では23万人の医療従事者がCOVID-19に感染し、約600人の看護職が殉職したと報じられています。しかしながら日本の看護職は一人の犠牲者も出さず、現場の危機的状況の中で治療や苦痛から患者の命と暮らしを守るべき戦いに挑んでいます。

この成果こそ「日本の看護の実力です。」と世界に胸を張って言えます。日本の看護は正確な根拠に基づいた知識と、訓練された技術の修得、きめ細やかな心遣いが現場の看護実践に生かされ、これこそが日本の看護教育の成果です。

医療は決して薬に頼るだけでなく看護の存在が大きいということを、今こそ皆さんと共に声にして看護の存在意義を社会に伝えて参りたいと考えています。これからも、更に当協会は現場の看護を応援して参りますので何なりと申し付け下さい。

今後ともよろしくお願いします。