「人生会議」してみませんか

 令和2年2月11日(祝)に、東京都庁で「Only oneの看護2019 訪問看護フェスティバル」を開催しました。訪問看護フェスティバルは平成25年から毎年開催しており、今年で7年目になります。訪問看護の役割や魅力を発信することで、訪問看護師の人材確保と訪問看護の普及啓発を目的としています。

 今年度は「意思決定支援~人生会議」のテーマで、オレンジホームケアクリニック理事長の紅谷浩之医師の基調講演がありました。平成30年11月30日にACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称が「人生会議」に決まりましたが、紅谷医師はその愛称選定委員会のメンバーでもあります。

 昨年11月には「人生会議」のPRポスターの公開が1日で中止になり話題になったことも記憶に新しいところです。

 在宅医療に長年携わられた紅谷先生からは、人生会議とは「死について話し合うのではなく、どう生きるかについて話し合うこと」というお話がありました。

 どう生きるかを考える延長上に、人生をどう終わらせるかがあります。以前は人生80年と言っていましたが、日本は健康寿命が世界一の長寿社会を迎えており、現在は人生100年時代と言われています。そう考えると、人生の終わりまでまだまだ時間があると思えますが、人生、いつどんなことが起こるかわかりません。

 自分自身の意思を伝えられる時に人生の終わり方を家族と一緒に話し合っておき、人生の終わりの時までにどう生きてゆきたいのかを確認しておくことはとても重要なことだと思います。

 人生の終わり方を決めておかなくてはいけないということではなく、人生の終わり方について話し合う時間を持つことが本来の人生会議なのだと思います。

 皆様もネガティブではなく、ポジティブに最後までどう生きていくのかを、身近な人と話し合う時間を持ってはいかがでしょうか。

危機管理室  仙 道 かほる

厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html