「地下神殿」を訪ねて

 いつも東京都看護協会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。総務課会計係の大野です。

 先日、友人に誘われ、埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路。通称【地下神殿】に見学にいってきました。なぜこの施設が作られたか等の説明は、こちらのURLをご覧ください。
(公式サイト:https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/gaikaku/

 現地では、簡単な手続きと施設の概略を勉強したのち、メインの施設見学となります。
最初は、大きな柱が均等に並び、まさに“神殿”のような「調圧水槽」を見学します。これは、とても大きなスペース(長さは177m、幅78m、高さは18m)で、そこでは記念撮影等をたくさん撮りました。

 そのあと一旦地上へ出て、調圧水槽と隣接している、「第一立坑」のある入口へ。そこで初めてヘルメットと命綱(ハーネス)を装着し、階段を下りていくと、内径約30m、深さ約70mの大きな筒状の穴へ階段を下っていきます。1/3ほど下ったら、穴の壁にある安全バーにハーネスを取付け、立坑の内側を一周します。高所恐怖症の方にはお勧めできないほどのスリルが体感できます。計2時間ほどの見学会でしたが、とても有意義な時間となりました。

 今回の見学会で私達は、調圧水槽の雄大さや、立坑の恐怖感等を存分に体感したと同時に、昨年10月の関東地方から東北地方を襲った台風19号のことを思い出しました。自宅の方では、相模川の洪水が発生し、友人宅のすぐそばでは多摩川の支流の決壊で大きな被害が出た。と、ニュース等で大きく報じられていました。しかし、この施設付近の河川では、この地下放水路があったおかげで、洪水を防ぐ事ができたそうです。

 災害が起こった際、被災地等で活動される看護職の方たちをサポートさせていただくことも私たち協会職員の大きな仕事のひとつですが、まずは災害が起こっても大きな被害にならないよう、この地下放水路や貯水池のような施設の構築や災害対策を、国や自治体にはもっと取組んでもらいたい。と、強く感じた一日になりました。

総務課会計係  大 野 修 平