先取り忘年会、そして中央通りの街路灯について

つい先頃、学生時代の友人4人で令和初の先取り忘年会をしました。場所は友人が行ってみたかった「クロアチア料理」店。

「クロアチア料理ってどんなのかしら?」みなそれぞれ興味津々で来店しました。

世界遺産にも登録された“アドリア海の真珠”と言われるドブロブニクの旧市街 クロアチア。店内は、アドリア海の絵画をはじめ、テーブルクロスや家具、ガラスの陳列棚に飾られたオブジェまで全てクロアチア製で、格調あるゴージャスな雰囲気に包まれていました。クロアチアはイタリア、ロシア等いろいろな国に隣接しているので、様々な食文化を継承しており、その特徴を一括りにすれば「地中海料理」。4人でいろいろなメニューをシェアして味を堪能しました。

中でも印象的だったのは、クロアチア定番の家庭料理、伝統のロールキャベツ!「サルマ」、3週間塩漬けにして発酵したキャベツで豚ひき肉とお米を巻いたもので、日本のロールキャベツとは別物です。キャベツ自体は塩味が効いているので、お店の人に勧められた通り、横に添えてあるマッシュポテトと一緒に全部を器に崩し入れリゾット風にしたらとても食べやすいものでした。

続いて、クロアチア名物パスタ「シュトゥルクリ」、自家製パスタ生地を薄く大きく伸ばし、ラビオリのようにフレッシュチーズを中に入れて重ね包んだもの。生地がもちもちしていて、チーズのコクと絡みあいながらも、添えられたパプリカクリームソースの優しい酸味であっさりとした味わいでした。

 

 

 

ひとしきり食事と会話を楽しんだ後、一足早いイルミネーションが灯された京橋~日本橋の中央通りを夜散歩しました。

すぐ目に飛び込んできたのは、「京橋エドグラン」の巨大クリスマスツリーです。

京橋・銀座エリアで最大級の高さ12mを誇るらしく、大型ツリーは見応えがありました。

ツリーに圧倒された余韻を引きずりながら日本橋交差点方面へ歩を進めると、ふと誰かが「あれ、中央通りの街路灯ってこんな形だったっけ?」と声を上げました。中央通り両側に整然と配置され通りを照らす街灯の美しさは、イルミネーション以上に存在感を放っていて、「スタイリッシュだねえ」とみな一様にうなずきました。夜散歩は日本橋交差点近くの巨大卵型クリスマスツリーを眺めたところで終了し、「新年会もやろうね~」と挨拶しながらそれぞれ帰途につきました。

毎年顔を合わせ、楽しく飲食して互いの近況などを語り合う、話題も年齢なりのものが増えていくにせよ、今年も集まれたことにまた新たな感謝の気持ちが芽生えました。

ちょっと早いけれど、来年を元気で迎えられますようにと願いながら・・・

余談)中央通りの街路灯が気になり調べてみたら・・・・・・

銀座中央通り街路灯のデザインを決定するために2006年「銀座・京橋・日本橋/中央通りデザイン国際競技」という国際コンペが催され、その最優秀作品として選ばれたデザイン。作品タイトルは「FOUR S FOR S」で、最新技術への更新の可能性、再生材料の積極的利用、省エネルギー社会へ向けて、象徴的意味の表現としての道路照明、というアルファベットのSから始まる基本的考え方4項目から付けられたらしい。支柱には再生アルミを用い、発光ダイオード(LED)を組み込み支柱そのものが光って見えるのが特徴。選考の講評では『粋』や『モダン』といった文化的遺伝子を新しい形で発現させている」と評されている。

・・・・その辺の「街路灯」と一緒くたにしては叱られそうなものでした。 (終)

教育部研修係 藤澤 公美