第95回 2018年9月18日 「髪の毛の寄付」

 皆様、こんにちは。私は千駄木訪問看護ステーションで事務をしている奥と申します。

 今、私は髪の毛を伸ばしています。もう肩甲骨の下あたりまで伸びてきました。

 「髪の毛の寄付」のためです。

 「髪の毛の寄付」=「ヘアドネーション」はがんや先天性の疾患、不慮の事故により頭髪を失ったこどもたちのためにウィッグを作り、無償で提供するという活動です。

 一人の子にウィッグを贈るのに、20人から30人分の31cm以上の長さの髪の毛が必要なのだそうです。

 私には幼少の頃に全身の体毛を失ったいとこがいて、彼女はずっとウィッグを使用しています。また、母や親しい友人が抗がん剤治療で一時的にウィッグを使用していました。

 医療用ウィッグを身近に目にすることが多かったこともあると思いますが、加えて、訪問看護ステーションで仕事をするようになり、スタッフが利用者に寄り添う姿を見ているうちに、私にできることは何だろうかと考えるようになったことも大きなきっかけだと思います。

 もともと毛量の多い私は、普段であれば美容院に行くと半分くらい髪の毛をすいてもらうのですが、少しでも多く寄付したいと思い、すいてもらうのをやめています。

 今年の夏は猛暑で、伸ばすのが大変でした。しかし、見知らぬ誰かがウィッグをつけて笑顔になってくれたらと思い乗り切ることができました。

 目標まであと少し、ちょっといいシャンプーと、ちょっといいトリートメントを使って、少しでもきれいな髪の毛を届けたいと思っています。

千駄木訪問看護ステーション 奥
 

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