第92回 2018年8月27日 「ラオスボランティア活動に参加して~ラオスってどんな国?~」

 皆様、こんにちは。教育部研修係の根岸と申します。

 今夏のホットトピックは、お盆真っ只中の8月12~17日、小学校5年になる娘を伴い、ラオスボランティア活動に参加したことです。

 ボランティア活動を知ったきっかけは、東京都看護協会で昨年度より開講した英会話研修の講師をされる方から、「ラオスの人々の生活習慣病を予防するための健康診断」のボランティア活動のことを伺ったからです。生活習慣病は先進国特有のものという先入観がありましたが、開発途上国のラオスでは、疾患への対応策が十分とられておらず、また治療費が自己負担のケースも多く、ある程度予防可能な疾患でも病院に診せる時には手遅れ、というケースが少なくないそうです。そのため、現地に赴いての健康診断は、ラオスの方々の健康維持に大切な活動だと感じ協力を申し出たところ、娘共々参加させていただくことになりました。

 参加が決定後、今回の活動は、これまでの健診活動にひと区切りがついたため、今後の方向性について現地側との視察協議が中心になると知らされ、果たして10歳の娘にできるお手伝いがあるのか、足手纏いにならないかと少し不安でした。

 しかし、生活習慣病予防の柱のひとつ「適度な運動」を浸透させるために、「日本のラジオ体操を録画したDVDを作成し、現地で配布する」企画があること、そして身体を動かすことの好きな娘に出演して欲しいと伺ったので、安心して渡航準備を始めることにしました。

 余談ですが、出発のちょうど1週間前、「世界の果てまで行ってQ」というテレビ番組で、何とラオスが紹介されました。

 番組の冒頭でラオス観光局の偉い人がPRで出演したにも関わらず、その観光局HPがあまりに可笑しかったので、ここに紹介いたします。娘と二人で笑いながら、まだ見ぬ国ラオスへのイメージを膨ませることができました。

 【ラオス観光局のホームページより】>ラオスってどんな国?と問われても答えに困ってしまう。アンコールワットのように壮大な遺跡があるわけでもなし、エメラルドグリーンの海が広がっているわけでもなし、タイのトムヤンクンのような名の知れた料理があるわけでもない・・・・・(何もない国ってこと????)

 そして、あっという間に出発の日を迎えました。参加したのは、看護協会関係者、英会話受講者、千葉科学大学の講師とのそのゼミ生など。上は60歳超、下は10歳と年齢も立場も様々な11名の一行でいざヴィエンチャンへ。

 ヴィエンチャンでは、市内にある「チャンタブリ郡病院」、「シホタボン郡病院」、「ナーサイトン郡病院」という3つの病院に見学に行きました。最後に訪れた「ナーサイトン郡病院」では、日本から持参した折り紙で折鶴を沢山作りました。「日本の文化として、家族や友人が病気になった時に、回復を願って作るもの」という説明を添えて、子供の患者さんが来たら渡してもらうよう、病院にプレゼントしました。

 続いて、病院の敷地内ステージで、今回の大きな目的であった「ラジオ体操」の録画撮りが行われました。娘に与えられたミッションは無事に達成です。そこで作成されたDVDは、今回訪問した病院やヴィエンチャンの医療行政を管轄する保健局に配布されたそうで、それをきっかけに、少しでも多くの方にラジオ体操が広まっていけばいいな、と願っています。

 病院見学の合間を縫って、ラオスを代表する仏塔のひとつ「タート・ルアン」や、仏像やヒンズー教の神々の像が所狭しとひしめき合う「ブッタ・パーク」も観光しました。さすが仏教の国だけあり、それぞれに見応えがありました。そんな楽しい時間ばかりであっという間の5日間、気付いたらもう成田に着いていました。

 数日とはいえ、日本とは全く違う環境に身を置く中で、その違いを目一杯楽しんでいる娘の順応性の高さに呆れつつ(笑)も、眩しいような頼もしさを感じました。娘にとって初めての海外、ラオスで過ごした時間は、今後、彼女が成長していく中で、必ずこの経験が活かされると母親として確信しております。帰りの飛行機で「またラオスに来たい!」と目をキラキラさせながら私の問いに答える姿を見て、一緒に連れてきて本当に良かった、と満足しています。

教育部研修係 根岸
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