第83回 2018年6月27日 訪問看護ステーション合同勉強会開催

 訪問看護師として働き始めて間もなくのことですが、終末期の患者さんの看取りのケースを立て続けに担当した後から体調を崩すことが多くなりました。
 自分の患者さんとの関わり方に問題があるのではないかと考え、一年前、今回の合同勉強会の講師をお願いした『エイダーズ』山崎正徳氏のセミナーに参加しました。

 在宅では援助職が担うべき範囲が曖昧であり、かつ一人対一人の関係であることから知らずと利用者との距離感が家族的な関係に陥りやすいとの話しがありました。
 私は、その距離感の自覚のないまま接していたことで、体調不良を引き起こしていたのだとセミナー参加後に知り、そのことで、すべてが繋がりすっきりした気持ちになったことを今でも覚えています。

 今回、私のこのような経験から、例年、千駄木訪問看護ステーションと城北事業所で行っている合同勉強会を発展させ、同じ援助職として働いている連携事業所に対して初めて参加いただくよう募ったところ、5事業所11名の方達が参加され、総勢29名での勉強会となりました。

 それぞれが抱える悩みやストレスを境界線(バウンダリー)を切り口に学ぶことができ、自己理解に繋がったようです。
 私どもが、今回の勉強会で対人の援助職としてこれからも活き活きとして働き続けるきっかけとなれば幸いと感じております。

千駄木訪問看護ステーション
看護師 渡辺智子
テーマ
  ~対人援助職に求められる境界線(バウンダリー)の理解と対応~
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