第61回 2018年1月22日 『そば米と受験生』

みなさま、こんにちは。教育部図書係の高井と申します。

 

1月も半ばを過ぎ、寒さも一段と厳しくなってまいりました。この時期になると、私は母の作る「そば米」の味を思い出します。
「そば米」は私の故郷徳島の郷土料理で、県西部の山あい、平家の落人伝説の残る祖谷(いや)地方で生まれました。今では徳島県全域で食されるようになり、県民のソウルフードとして親しまれています。

 

tokushima1.pngこの「そば米」はそばと付きますが麺は入っておらず、米と付きますが混ぜご飯や炊き込みご飯の類ではありません。「そば米」の主役はそばの実です。地元のスーパーではそばの実(塩茹でしてから乾燥させて殻を剥いたもの)が小袋で売られています。
このそばの実を茹でて、鶏肉や野菜と一緒に出汁で煮たものが「そば米」です。実家では出汁にも鶏肉を使い、野菜は人参、大根、さつまいも、椎茸等を入れ、お椀によそってから小口切りにしたねぎを散らします。

 

地元では、年中食卓に並びますが、私が思い出すのはいつも冬のこの時期です。おそらく受験勉強中に夜食として食べることが多かったせいでしょう。「そば米」は腹持ちがよく、ヘルシーで体も温まるので、夜食にはうってつけです。

おかげさまで、私は風邪一つひかずに無事受験を乗り切ることができました。

 

今年も寒さとともに受験シーズンが到来してきました。2月には保健師・助産師・看護師国家試験がそれぞれ実施されます。図書室も徐々に看護学生さんの利用が目立つようになりました。場所柄「そば米」をふるまうことはできませんが、司書として私にも応援できることがきっとあると思います。

 

未来の看護職のみなさま・・・受験に向けて東京都看護協会の図書室と司書の私をどうぞご活用ください!

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