第59回 2018年1月9日 『定年後の初挑戦』

新年あけましておめでとうございます。神楽坂からこんにちは_1月9日①.png
今年は戌年、我が家には2匹のワンコがおり、毎日癒されています。

さて、昨年の私にとっての最大のニュースをご紹介します。
前職を定年退職した後の5月末から6月にかけて生まれて初めて一人で海外(ニュージーランド)に行き、現地の家庭にホームステイしてきました。

今までは、出国から入国など海外に行く時は必ず同伴者がいたのですが、今回は成田空港から一人きりで超緊張。オセアニア地域は自然保護のために多くの持ち込み規制があるので、オークランドに着き、質問に答えることができるよう準備万端?したのですが、意外なほどスムーズに入国できてちょっと拍子抜けしました。

神楽坂からこんにちは_1月9日_2.jpgホームステイ先はオークランド中心部からバスで25分くらいの閑静な住宅街、70代後半の女性が一人で質素に暮らしておりました。日本と逆の気候で冬に向かう6月は、日によってとても寒い日もあるのですが、その家庭のルールでシャワーを3分で済ますという早業を獲得することもできました。

平日は通勤、通学の路線バスに乗り、語学学校で授業を受け、午後は近くの老人施設でボランティアを夕方までするプログラムを選択しました。路線バスは日本と同様なチャージカードがありますが、降車時のアナウンスはないので、降車近くの風景を見ながらブザーを押さないと止まってくれません。朝は良いのですが、帰りは外も暗くなるのでGoogleの位置情報を見つめながら降車バス停の近くになるまでスマホと睨めっこでした。
語学学校は英語を母国語としないチリ、韓国、中国などから若い学生さんのみならず、シニア(フィジー島の退役軍人さん)まで常時10人くらいの学生が通学しており休憩時間はお互いの文化交流を楽しみ、今もLINEで連絡を取り合っています。

 

神楽坂からこんにちは_1月9日_4.jpg午後の老人施設でのボランティアでは、昼食後の食器洗いや洗濯物をたたんだり、アフタヌーンティーの準備、時折ナースコールの対応などしました。スタッフも利用者さんも日本のファンが多く、好意的に受け入れていただき、楽しくコミュニケーションができました。利用者さんは認知症、糖尿病など身体疾患のある方が多く、ヘルパーさんがほとんどのケアを行い、看護師は直接ケアをしない完全役割分担でした。ヘルパーさんのボス?は私が看護師とわかってか、時折ナースコール対応を指示され、中国語しか話さない利用者さんの訴えがわからずに私はオロオロしている姿を見てボスはイライラ・・・でも、最終日にはそのボス、看護師さん、ヘルパーさん、みんな笑顔で写真を撮ってくれ、連絡先を交換して施設をあとにしました。

以前、旅行では訪れたことのある国でしたが、生活して初めて知ることも多く、その国の医療・福祉事情をほんの少しですが垣間見た貴重な体験でした。
ニュージーランドはとても資源を大切にする国で、私も紙、水などを日本にいるときのようにふんだんに使うことはしませんでした。日本に戻ってもその努力を続けたいと思い実行しています。

また、機会がありましたら、さらに会話力をつけてホストマザーに会いに行きたいと思っております。


常務理事 黒田 美喜子

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