第47回 2017年10月16日 『最近わくわくした本、読みましたか?』

こんにちは。教育部研修係の根岸です。

東京都看護協会も西新宿に移転が決まり、この地にとどまるのもあと約1年半。はてさて、神楽坂について何をしたためようか・・・・界隈を改めて見回すと、出版関係の会社が本当に多いことに気付きます。双葉社、新潮社、旺文社、音楽之友社、創元社、評論社、偕成社・・・・等々、凸版や大日本印刷等も含めるとかなりの数に上り、まさに都内有数の文化産業の集積地です。

数ある出版社の中で、私がお気に入りの本を出版している「評論社」について紹介します。「評論社」は、飯田橋駅から東京都看護協会に来る道すがら、最寄のセブンイレブン並びに位置しています。社の表玄関には小さ目のショーウィンドウがあり、「絵本」を中心とした折々のディスプレイが通行人の目を楽しませてくれています。

とある日、店先を通り過ぎようとして目に飛び込んできたのが、<『小さなバイキングビッケ』の復刻版全6冊が特製ボックス入りで発売!!>(下の写真参照)のディスプレイでした。著者はスウェーデンの児童文学作家ルーネル・ヨンソンです。
『小さなバイキングビッケ』は、1975年頃、テレビアニメで放映されていたバイキングの話です。今から千年ほど昔、スウェーデンやノルウェーの海岸には“バイキング”と呼ばれる人たちが住んでいました。勇んで遠征に出かけた先で数々の敵に出会って困った時、小さなバイキングの男の子「ビッケ」は、ただ力に頼らず、それらの困難を持ち前の知恵と「とんち」で切り抜けていく、という痛快な話です。(日本版だと、一休さんのとんち話が近いでしょうか?!)

どこに売っているのかを聞こうと「評論社」に入ったら、何とその場で購入することができました。(書店でないけれど、在庫があれば購入できるそうです)アニメでは描かれていない登場人物の心理描写も細かく、わくわくしながら読み進め、あっという間に6冊読み終わりました。ビッケの思慮深さ・知恵を通して、子供はもちろん大人が読んでも学べる点があって、児童文学も奥が深いなと新たな発見でした。興味のある方はぜひとも。(※余談ですが、同じく海賊を題材にした作品『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎氏は、この話をきっかけに海賊好きになったらしいです。)
 

神楽坂からこんにちは_10月16日.jpgちなみに「評論社」からは他にも、ジョニー・デップ主演の映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作「チョコレート工場の秘密」を書いた、イギリスの作家ロアルド・ダールのシリーズ、ウォートンとモートンというヒキガエルの兄弟を描いた心温まる絵本シリーズ等、他にも素敵な本が出ていますので、近くを通ったら気軽に立ち寄られてはいかがでしょうか。

読書の秋です。忙中閑あり。心がときめく本、読んでみませんか。  

平成29年10月16日

 

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