第45回 2017年10月2日 『地域支援と母』

平成29年10月2日
東京都看護協会
会長 山元恵子


東京都看護協会ホームページを、いつもご覧いただきましてありがとうございます。先週の週末は素晴らしい秋晴れに恵まれ、運動会やピクニックと出掛けるには絶好の日でしたね。
私は久しぶりに89歳の母と二人でドライブに出掛けました。車の中で母が「先日、一人で買い物に出掛け、ばったり、知人と偶然に出会い話し込んだら、行きたいところと違う方向に歩いてしまっていた。」認知症ではないかとすっかり落ち込んでいました。

日頃の母は、私の息子(つまり母にとっては孫)夫婦と3人、富山で暮らしており、買い物は私の姉と一緒に出掛け、料理をこしらえ、掃除、洗濯などすべて一人で3人の生活を切り盛りしている元気な母です。特に、若い息子たちが呑気に気ままに暮らしている様子がもどかしいのか、時々彼らの生活態度に対しても注文が入るほどしっかりしています。

また、時には近所の生け花の先生と、飲みに出掛けたりすることも楽しみの一つで、先日は私と母と先生と3人でいつものお店に出掛けました。
このお店は、一緒に生け花を習っているママ(60歳代)がやっている小料理屋で10人も入れば一杯になるくらいのこじんまりしたお店です。既にカウンターには常連の男性のお客さんが4人座っていました。この男性たちも80~50歳代といつもの顔見知りで、席を譲ってもらいながらみんなでワイワイと騒いで、母もとても楽しそうに昔の子育ての苦労、私が夫を初めて家に連れてきた時の話し、また最近の政治の話までバラエティに富んだ話題で大いに盛り上がっていました。
これが日中認知症ではないかと心配した同一人物とは思えないくらい元気で、生ビールを飲み干し、饒舌な様子にほっと安堵した私です。

しかしながら元気とはいえ、もうすぐ90歳、少しの老いを受け入れながら自分の気持ちを高めていける様に立ち向かっている母に対して、今の私ができることは時々帰省してご近所の皆さんと、一緒に楽しむことを自然体でやっていける様に努める事でしょうか?神楽坂からこんにちは_10月2日①.png

富山の地域のみなさん、母が、お世話になっております。
本当にありがとうございます!! 

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